デイヴ・ムステイン、デイヴィッド・エレフソンとの別れは辛かったが、現状に大満足

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Photo by Travis Shinn

メガデスは昨年5月、長年のバンド・メイトだったデイヴィッド・エレフソンと袂を分かち、新しいベーシストを迎えニュー・アルバムの制作とツアーの開催を続行したが、その決断を下したフロントマンのデイヴ・ムステインは、辛かったが現状に満足しているという。

エレフソンは若い女性ファンと性的なメッセージや動画のやり取りをしていたことが発覚し、その2週間後、メガデスを脱退した。バンド側は当時、「我々はこの決断を軽く考えてはいない。何があったのか詳細全てを把握しているわけではないが、すでに緊迫した関係にあり、これまで明かされた事柄だけでも、活動を共にし続けるのは不可能だ」との声明を出していた。

ムステインは『Rolling Stone』誌の新インタビューで、エレフソンとの別離についてこう話している。「この10年、20年、前ベース・プレイヤーとの俺の関係に起きたこと全ては……、そういう時が来たんだと……。それについて話すのは居心地が悪い。彼を解雇したのは辛かった。そしていまは、これまでになくハッピーだ」

ニュー・アルバムのレコーディングにはテスタメントのスティーヴ・ディジョルジオが、ツアーには元メンバーのジェイムズ・ロメンゾが参加し、ロメンゾは先月、正式にバンドに復帰したことが発表された。

ムステインは「いまは異なる陣営で、俺は本当に満足している。完全に活気づいてる。本調子って感じだ。この先に俺にとって最良の時代が待ち構えているような気分だよ」と話した。

メガデスは木曜日(6月23日)、9月2日にリリースするニュー・アルバム『The Sick, The Dying...And The Dead!』の詳細を発表し、新曲「We’ll Be Back」をお披露目した。

Ako Suzuki
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