デイヴ・ムステイン、メガデスの新作でコラボしたアイス-Tとは「30年来の仲」

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Photo by Travis Shinn

メガデスのデイヴ・ムステインが、30年来の仲だというアイス-Tについて「才能ある人」「多くの若いブラック・アーティストや俳優たちのために扉を開けた」などと称賛した。アイス-Tは、メガデスが9月にリリース予定のニュー・アルバム『The Sick, The Dying... And The Dead!』に参加している。

ムステインは『Metal Hammer』のインタビューでこう語った。「(アイス-Tとの付き合いは)約30年になる。俺はアイスが大好きなんだ。彼のしてきたことには本当に敬服している。才能ある人だ」「彼は挫折や困難、それをどう乗り越えていくかについて話してきた。そういう決意ってものはいつだって素晴らしいモチベーションとなる。白人であろうと、黒人であろうと同じだ。彼の作る音楽を聴いてみろ、いまだ意欲的だ。彼の、“俺の心はリーサル・ウェポンだ。もっと攻撃材料を揃えるために図書館へ行く”とかいう一節、あれは素晴らしい」「彼は自らの力で名を成し、多くの若いブラック・アーティストや俳優たちのために扉を開いてきた」

一方のアイス-Tは、ムステインとの出会いについてこう語っている。「メガデスのことは知っていたが、彼がある雑誌のインタビューで、その年お気に入りのアルバムの1枚に俺の作品『O.G.』を挙げたことから関心が高まった。ヘヴィ・メタル・バンドのリーダーからそう言われるなんて奇妙だと思った。そのときから、俺は“この男に会わねば”って言ってたんだ。それで、誰かが俺と彼が会う機会をもうけてくれた」

アイス-Tはメガデスの16枚目のスタジオ・アルバムとなる『The Sick, The Dying... And The Dead!』で、「Night Stalkers」という曲でフィーチャーされている。また、ボディ・カウントのニュー・アルバムの制作にも取り掛かっているという。

Ako Suzuki
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