エルトン・ジョン「来年はもっとワトフォードFCのために動く」

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Photo by Gregg Kemp

エルトン・ジョンが月曜日(7月4日)、自身が終身名誉会長を務めるサッカー・チーム、ワトフォードFCのホームであるヴィカレージ・ロード・スタジアムで<Farewell Brick Road>ヨーロッパ・ツアー第2弾を終了した。

◆エルトン・ジョン画像

エルトンは来年、最後のツアーとなるこの<Farewell Brick Road>を終幕予定だが、その後はワトフォードFCのために積極的に動きたいという。

ワトフォードの近くピナーで生まれ育ち、1976年にワトフォードFCの会長(現在は終身名誉会長)に就任したエルトンは、7月3日と4日にヴィカレージ・ロード・スタジアムで公演を開き、2日目のステージで「昨日の夜は、僕がどれだけこの場所を愛しているか、胸にグッときた。今日、Scott Duxbury(会長)に言ったんだ。“来年(ツアーが)終わったら、僕はこのクラブでもっと積極的な役割を担う。もう公演はないから”って」と話したそうだ。

「僕の名前がここに記されているのを見たとき、信じられなかったね。子供のとき、いつか自分の名がスタンドに掲げられるとは夢にも思っていなかった」

エルトンはその後、「ツアーを終えたら、このクラブに再び関わり、自分の手を汚したい。僕らには素晴らしいチーム、素晴らしいマネージャーがいて、僕は将来を楽観している」とつぶやいている。







2018年に開幕した<Farewell Brick Road>ツアーは、今後、北米、ニュージーランド、再びヨーロッパを周り、現時点、2023年7月にスウェーデン・ストックホルムで終幕する予定。エルトンはこのツアーの開催を発表したとき、「自分はレイ・チャールズ、B.B.キングのように、永遠にツアーを続けるんだろうと思ってきたが、優先すべきことが変わった。子供たちができ、僕らの人生は変わった。創作活動を止めるという意味ではないが、旅するのは止める」と話していた。

Ako Suzuki
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