【速レポ】<京都大作戦2022>マキシマム ザ ホルモン、「“時にはまゆ毛を剃らせな祭”、これでいけ!」

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黒山の人だかり。ソーシャルディスタンスを取っていても身動きするのが大変な状況になっている太陽が丘。それでも、ただひたすらジッと時が来るのを待ち続けていた。17時15分、SEが鳴り響いた瞬間、息をひそめるようにしていたオーディエンスはぶっ生き返し、腹ペコ諸君へと豹変。力の限りハンドクラップし、跳躍力の限りジャンプ。そんな大歓迎の中、ナヲが飛び出て、メタルポーズで煽る。ダイスケはんは、額に手のひらを当て、太陽が丘のずっと向こうまで連なっている腹ペコ諸君を見渡す。

◆マキシマム ザ ホルモン ライブ写真

「来たぞ、来たぞ、京都! ここはどこだ!? <京都大作戦>だ!」──ナヲ


ナヲ、マキシマムザ亮君、上ちゃんが炸裂させるマキシマム ザ ホルモン サウンドと共に、ダイスケはんが煽りを食らわせた。ここから始まった「maximum the hormone II ~これからの麺カタコッテリの話をしよう〜」。極悪のヘヴィネスサウンドが太陽が丘の人だかりをうねらせる。それでも満足しない、憎々しいツラ構えのフロントの3人と可憐な乙女。いや、間違い。ドカドカとドラムを鳴らす姿が勇ましい。6月のヨーロッパツアーで財布をすられた恨みもこもったストロングぶりか。今ならスリだって逃げ出すはず。ところが曲の途中だった。EDMテイストも混ぜ込んだアレンジになると、ナヲが麺箱(※津田製麺所のお立ち台)の上に乗って、身体のしなり具合も艶っぽいセクシーダンスを披露。色気を漂わせた視線が腹ペコ男子どもを刺激しまくる。スリならぬ、ハート泥棒である。

そんな展開もあったが、威勢の良さとヘヴィさでブッ飛ばし続けるマキシマム ザ ホルモン。ヨーロッパツアーの成果も当たり前に反映されているようで、それぞれのライブパフォームはこれまで以上に激しい。それに煽られ、興奮のボルテージは天井知らずの腹ペコ諸君だ。


「ちょっとヤダ〜。<京都大作戦>がまもなく終わっちまうよ、ヤダヤダ。やっぱ、いいよな〜。<京都大作戦>はやっぱいいよな〜。(横山)健さんもおっしゃっていましたが、ここに来ると、“来たなー”ってものがグイグイとこみ上げてくるわけですよ。今回は4日にわたっていて、本日は最終日でございます。初日はドピーカンでしょ、2日目はジトジト雨が降りやがって。それで昨日は雷が鳴って中断」──ナヲ

「しかも、またROTTENGRAFFTYの前だったらしいな!」──ダイスケはん

と話は<京都大作戦2017>のライブ中断のことにまで及んでしまった。


「ドピーカンだったり雨だったり。ツイッターとかで、カッパ姿で無言で(ライブ再開を)待ってる姿を見て。でも、これに打ち勝つのが君たち大作戦キッズじゃないですか! 声は出せないかもしれない、思ったより暴れられないかもしれない。今、変な疫病とか戦争とか怖い事件とかいろいろあるわけだけど、うちらが生活している日々、1日1日が歴史だと思うわけです。我々が歴史を作っているんです。今日は、来年につなぐ大作戦、やろうかー!」──ナヲ

気持ちをさらに強く結びつけるように、合言葉“三度の飯より飯が好き”を決めて、演奏へ再び突入した。スパークしまくる激しい咆哮とゴリゴリぶりを極めた激烈サウンド。暴力的なようでいて、決して破綻することのないバンドアンサンブルや細かいキメ。豪快にして繊細とはこのことだ。


「我々、マキシマム ザ ホルモンなんですけど、実はヨーロッパに2週間ほど行ってまして。ヨーロッパではナメられちゃいけないなと思って、着いた翌日にメンバー男3人、まゆ毛剃ってるんですよ、これ」──ナヲ

すると映像カメラに向かって、それぞれ顔を映させるメンバー。まゆ毛がほぼ生えたマキシマムザ亮君に対して、生えようが剃ろうが、あまり変化なかったのが上ちゃん。ところがダイスケはんの姿がない。

「おるわー、ここに!」──ダイスケはん

ステージ袖から出てきたダイスケはんは、さっきと違う。なんと、MCの間にまゆ毛を再び剃っていたのだ。人相も違えば、SLANGのKOからいただいたという鋲ジャンを着て、声まで野太くしている。いかつくなったダイスケはんはこう宣言をした。

「ここからの<京都大作戦>は、これでいけ!」──ダイスケはん



そう言って見せた<京都大作戦>のロゴパネルだが、そこには見覚えのないサブタイトルが。「<京都大作戦2022〜 時にはまゆ毛を剃らせな祭〜>、これでいけ! 亮! 時にはまゆ毛を?」とダイスケはんの言葉に「剃らせな祭!」と、まるで合言葉“三度の飯より飯が好き”のように反射的に言ってしまうマキシマムザ亮君。そして無言で渡されたシェーバーを手に、自らまゆ毛を剃ってしまうマキシマムザ亮君だった。

ダイスケはんの暴走は止まらない。もちろん上ちゃんも「剃らせな祭!」と自分でゾリゾリである。そんな3人を褒め称えるナヲだった。


「こんなん京都にないやろ! ここからはまゆ毛殺しのホルモンによる殺しの三連発!」──ダイスケはん

ダイスケはんの煽りから始まったのは、「皆殺しのメロディ」「ロッキンポ殺し」「Kill all the 394」と“殺し”に関連した曲ばかり。歌っては両腕を組んで、腹ペコ諸君を強面で睨みつけるダイスケはん。剃ったまゆ毛を見せるように弾くマキシマムザ亮君や上ちゃん。マキシマム ザ ホルモンというより、眉ぞりのツッパリ集団、いや、地元・八王子の番長連合か。ホルモンの狂気にまみれ、快楽の極地へ飛び込む腹ペコ諸君だった。その勢いのまま、恋のおまじない“麺カタコッテリ!”につながってゆく。


「やるか、まゆ毛か、どっちかや!」とまゆ毛なしダイスケはんが恫喝。どっちも“そる”ということで、うまいこと言う。関心している場合じゃなかった。太陽が丘にいる全ての腹ペコが身体をそらせながら、ラスト「恋のスペルマ」へ突入。ダンサブルな側面も強いこの曲で、突然、飛び 入りしたのがATSUSHIだ。Dragon Ash脱退後、ソロのダンサーとして今ではパリでも活動するATSUSHI。マキシマム ザ ホルモンのヨーロッパツアー中に現地で会い、急遽、パリ公演に飛び入り参加。このタイミングでATSUSHIは帰国中だったことから、マキシマム ザ ホルモンのステージに再び。

そのATSUSHIは真っ赤なライトを浴びて踊り、そして回り、マキシマムザ亮君の歌に合わせてダンスも。腹ペコ諸君も腕を左右に振ってノリノリ状態。それでもダイスケはんは「回れ、その場で左に回ってみろ! ひとりサークルモッシュだ!」と煽り続ける。会場のありとあらゆるところでネジネジ現象が発生したばかりか、“スペルマ!”というコーラスでひとつになりながら恍惚とした顔つきの腹ペコ諸君。最後はメンバーと一緒になってピースサインを決め、濃厚なまぐわいを共に喜び合った。


取材・文◎長谷川幸信
撮影◎浜野カズシ

セットリスト

1. maximum the hormone II ~これからの麺カタコッテリの話をしよう〜
2. What's up,people?!
f3. アバラ・ボブ <アバラ・カプセル・マーケッボブ>
4. 皆殺しのメロディ
5. ロッキンポ殺し
6. Kill all the 394
7. 恋のスペルマ

■10-FEET主催<京都大作戦2022 〜今年こそ全フェス開祭!〜>MISSION IMPOSSIBLE-KYOTO 2022 ~Hope for whole day festivals this year!~

2022年7月02日(土) 京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
2022年7月03日(日) 京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
2022年7月09日(土) 京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
2022年7月10日(日) 京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
open9:30/start11:00

■出演アーティスト ※50音順■
▼7月02日(土)
【源氏ノ舞台】打首獄門同好会 / ウルフルズ / SHISHAMO / 10-FEET / 東京スカパラダイスオーケストラ / HEY-SMITH / ROTTENGRAFFTY
【牛若ノ舞台】Unblock / Suspended 4th / NAMBA69 / HERO COMPLEX / 夜の本気ダンス / LABRET
▼7月03日(日)
【源氏ノ舞台】Creepy Nuts / G-FREAK FACTORY / SiM / 四星球 / 10-FEET / ヤバイTシャツ屋さん / WANIMA
【牛若ノ舞台】Age Factory / THE冠 / SHADOWS / SHANK / Hakubi / LONGMAN
▼7月09日(土)
【源氏ノ舞台】ACIDMAN(出演キャンセル) / The BONEZ / サンボマスター / 10-FEET / Dragon Ash / Vaundy / My Hair is Bad / ROTTENGRAFFTY
【牛若ノ舞台】上江洌.清作&The BK Sounds!! / go!go!vanillas / SHE'll SLEEP / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / Dizzy Sunfist / NOISEMAKER
▼7月10日(日)
【源氏ノ舞台】クリープハイプ(出演キャンセル) / Ken Yokoyama / 湘南乃風 / 四星球 / SUPER BEAVER / dustbox / 10-FEET / マキシマム ザ ホルモン
【牛若ノ舞台】KOTORI / Saucy Dog / SHIMA / TETORA / Paledusk / HOTSQUALL
※アーティストは都合により変更になる場合がございます。その際チケット代金の払戻しは行いませんので、予めご了承下さい。

▼チケット料金
1日券 8,778円(税込) /前2日券 17,556円(税込) /後2日券 17,556円(税込)

▼チケットに関するお問い合わせ
(問)インフォメーションセンター(平日のみ)
https://ticket.kyoto-daisakusen.kyoto/contact

▼公演に関するお問い合わせ
(問)サウンドクリエーター https://www.sound-c.co.jp/contact/
電話でのお問い合わせ:06-6357-4400 (月・金12:00~15:00 ※祝日を除く)

【京都大作戦2022 新型コロナウイルス感染症対策について】
「京都大作戦2022」では、新型コロナウイルス感染症の予防と感染拡大防止及び、お客様・出演者・スタッフの安全を確保するべく、感染症対策ガイドラインを定め、対応に最善を尽くして参ります。チケットのご購入ならびにご来場に際しましては、必ずご確認いただき、ご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。(オフィシャルサイト掲載文言抜粋)
京都大作戦2022 新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン:https://kyoto-daisakusen.kyoto/22/guideline/

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