映画『マイ・ブロークン・マリコ』、OST発売決定。TheピーズによるEDテーマ収録+30秒予告公開

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9月30日(金)より全国公開を迎える映画『マイ・ブロークン・マリコ』のオリジナル・サウンドトラックCD発売が決定した。本作はTheピーズが歌うエンディングテーマ「生きのばし」も収録されており、発表にあわせ映画のエンディングテーマ版30秒予告も公開されている。

映画『マイ・ブロークン・マリコ』は、平庫ワカの原作コミックを映画化した作品。主演に永野芽郁を迎え、タナダユキ監督がメガホンを執った。

原作は2019年に無料WEBコミック誌「COMIC BRIDGE」で連載(全4回)されるやいなや毎話SNSでトレンド入りし、翌年出版された単行本(全1巻)では即重版が決定するなど、爆発的な反響を呼んだ。また、「輝け!ブロスコミックアワード2020」大賞を受賞、「この漫画がすごい!2021年オンナ編」第4位にランクインしたほか、2021年に文化庁が主催するメディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞するなど、ほぼ無名に近い新人作家の初連載作にも関わらず、異例の快挙を成し遂げ話題となった。



映画版の音楽は、『浜の朝日の嘘つきどもと』(21/タナダユキ監督)、『やがて海へと届く』(22/中川龍太郎監督)等、数多くの作品を担当してきた加藤久貴が務めている。加藤は原作コミックを読み、“とても生命力に溢れた作品”だと感じたと語り、更に音楽を作り上げていく過程は刺激的であったということを明かしている。

タナダ監督からは“ギターの音色をシイノに、グロッケンシュピールの音色をマリコに紐付けて音楽を作りたい”という希望があったそうで、その2つの楽器の音を軸に、キャラクターの行動と心情に寄り添った曲を作り上げていった。また、ひとつの同じ楽曲を、シーンに沿って複数のアレンジで使うという音楽の作り方も、タナダ監督のこだわり。こういった細かな工夫のひとつひとつが、本作をエモーショナルに彩っており、シイノがマリコの遺骨とともに辿る激動の旅を観客も一緒に体験できる大きな効果となっている。

そして今回、エンディングテーマに使用されているThe ピーズの「生きのばし」もCDに収録。数多くのファンから愛される伝説的なこの名曲は、自身も“ファンのひとり”だというタナダ監督が、“『マイ・ブロークン・マリコ』の世界観を表現できる曲として、これ以上の楽曲はない”と太鼓判を押しており、まさにシイノそのものを表現しているかのようなストレートな歌詞と力強くも爽やかなメロディで映画のラストに寄り沿ってくれる。

先日、カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞し、益々期待が高まる本作。映画の公開に合わせ、是非オリジナル・サウンドトラックを聴き、作品の世界観に浸ってみては。


『マイ・ブロークン・マリコ』オリジナル・サウンドトラックCD

発売日:10/5(水) ※9/30(金)劇場先行発売想定
発売元:メロディーパンチレコーズ
価格(税別):¥1,200
商品番号:MPCS-00038

収録楽曲
01 小さな願い
02 シイノの葛藤
03 河を渡る
04 旅の準備、海へ
05 遺骨を抱いて
06 記憶
07 寄り沿うふたり
08 シイノとマリコ(メインテーマ)
09 日常へ戻る
10 マリコからの手紙
11 生きのばし/The ピーズ

■音楽:加藤久貴 プロフィール
群馬県出身。国立音楽大学作曲専攻卒業後、映画・CM音楽制作を中心に活動。主な映画作品は、『四月の永い夢』(18/中川龍太郎監督)、『世界でいちばん長い写真』(18/草野翔吾監督)、『浜の朝日の嘘つきどもと』(21/タナダユキ監督)、『君は永遠にそいつらより若い』(21/吉野竜平監督)、『やがて海へと届く』(22/中川龍太郎監督)など

映画『マイ・ブロークン・マリコ』

9月30日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほかにて全国ロードショー

永野芽郁
奈緒 窪田正孝 尾美としのり 吉田羊

監督:タナダユキ  脚本:向井康介 タナダユキ  音楽:加藤久貴 
原作:平庫ワカ『マイ・ブロークン・マリコ』(BRIDGE COMICS/KADOKAWA刊)
音楽:加藤久貴 エンディングテーマ:「生きのばし」Theピーズ(P)2003King Record Co.,Ltd.

エグゼクティブプロデューサー:小西啓介 コー・エグゼクティブプロデューサー:堀内大示 大富國正 
企画・プロデューサー:永田芳弘 プロデューサー:米山加奈子 熊谷悠 共同プロデューサー:横山一博 岡本圭三 成瀬保則
撮影:高木風太 照明:秋山恵二郎 録音:小川武 美術:井上心平 装飾:遠藤善人 編集:宮島竜治 VFXスーパーバイザー:諸星勲 音響効果:中村佳央
スクリプター:増子さおり スタイリスト:宮本茉莉 ヘアメイク:岩本みちる キャスティング:山下葉子 助監督:松倉大夏 制作担当:村山亜希子
製作:映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会(ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA/エキスプレス) 製作幹事:ハピネットファントム・スタジオ
制作プロダクション:エキスプレス 制作協力:ツインズジャパン 配給:ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA 
文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会

【物語】
ブラック会社に勤め鬱屈した日々を送るシイノトモヨは、テレビのニュースで親友・イカガワマリコが亡くなったことを知る。学生時代から父親に虐待を受けていたマリコのために何かできることはないか考えたシイノは、マリコの魂を救うために、その遺骨を奪うことを決心する。「刺し違えたってマリコの遺骨はあたしが連れてく!」。マリコの実家から遺骨を強奪、逃走したシイノは、マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出ることに。マリコとの思い出を胸にシイノが向かった先は・・・

(C)2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会 
公式サイト:https://happinet-phantom.com/mariko  公式twitter:@mariko_movie

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