チャールズ・ステップニー、事実上のデビューALとなる貴重なホームレコーディング作品リリース

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アース・ウィンド&ファイアー、ミニー・リパートン、マリーナ・ショウ、マディ・ウォーターズ、ハウリン・ウルフ、テリー・キャリア……、数々の重要な録音に携わり、1976年に早すぎる死を迎えた伝説のプロデューサー、アレンジャー、作曲家であるチャールズ・ステップニー。

◆チャールズ・ステップニー 関連画像

そんな彼の事実上のデビュー・アルバムとなる、貴重なホームレコーディング作品のリリースが遂に実現する。4トラックのテープ録音のコレクションとして残された音源は、ほとんどがステップニーのオリジナル曲であり、1960年代後半から1970年代初頭にかけて、シカゴのサウスサイドにある自宅の地下室でステップニー一人によって創り出されたものである。彼や他のアーティストによって二度と録音されることはなかった。

カニエ・ウェスト、ア・トライブ・コールド・クエスト、ザ・フージーズ、MFドゥーム、マッドリブをはじめ、ステップニーのサウンドはヒップホップの世界でも愛されてきた。『Step on Step』は、現在のトラックメイキングの先駆けともいえる貴重な音源であり、ステップニーの業績を改めて知らしめる原石のような全23曲を収録。

■冨田ラボ・冨田恵一 コメント

チャールズ・ステップニー1970年近辺の一人多重録音作。当時の普通の宅録は、いま皆が必死になって作ろうとしているサウンドでもある。本作は手本にすべき質感で溢れかえっている。

■原 雅明 ringsプロデューサー コメント

チャールズ・ステップニー幻のデビュー・アルバムが遂に日の目を見る。1人で楽器を演奏して4トラックのテープで録音された愛すべきホーム・レコーディング作品であり、ステップニーの後の名曲の原型も聴くことができる。大規模なスタジオ制作に至る前の録音ゆえのピュアな輝きを放っているサウンドは、ステップニーが残した音楽を愛するリスナーを魅了すると共に、クリエーターにとっても多くのインスピレーションを与えるはずだ。


『Step on Step』

2022年9月9日(金)
rings / International Anthem (RINC92)  2,600円 + 税
フォーマット : CD (日本限定盤)
解説 : 冨田ラボ・冨田恵一
rings STORE : https://bit.ly/3uz1iqX

■Tracklist
1.Roll Tape
2.Gimme Some Sugar
3.Daddy's Diddies
4.Gotta Dig It To Dig It
5.No Credit For This
6.Roadtrip
7.On Your Face
8.That's The Way Of The World
9.Imagination
10.In The Basement
11.Business
12.Look B4U Leap
13.Around The House
14.Funky Sci Fi
15.Mini Mugg
16.Chicago Independent
17.Surround Stereo
18.Black Gold
19.Denim Groove
20.Notes From Dad
21.Rubie & Charles
22.Greatness
23.Step on Step
&
Bonus Track収録予定

◆チャールズ・ステップニー オフィシャルサイト(rings)
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