【ライブレポート】B.O.L.T、感謝のメッセージと共に駆け抜けた結成3周年ライブ。1st EPから新曲初披露

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B.O.L.Tが7月15日、東京KANDA SQUARE HALLにて<B.O.L.T 3rd ANNIVERSARY LIVE & Early Summer Tour 2022 FINAL>を開催した。到着したレポートをお届けする。

◆ライブ写真

同ライブはB.O.L.T結成3周年と、B.O.L.Tが初夏に東京・大阪・宮城・愛知の4都市を巡回した自身2度目のツアー<B.O.L.T Presents Early Summer Tour 2022「RE; B.O.L.T」>のツアーファイナルとして、結成日である7月15日に開催された特別なもの。メドレーや、初披露となった8月10日発売1st EP「Weather」より「D.T.F.」「BY MY SIDE」を含む全19曲が披露された。

初夏の雨が降る7月に東京KANDA SQUARE HALLにて開催された<B.O.L.T 3rd ANNIVERSARY LIVE & Early Summer Tour 2022 FINAL>。ますます勢いづくB.O.L.Tを象徴するかのように、完売で迎えた同ライブはB.O.L.T結成3周年を迎えた当日に開かれ、今年5月28日に品川プリンスホテル クラブeXから始まった自身2度目のツアー<B.O.L.T Presents Early Summer Tour 2022「RE; B.O.L.T」>のツアーファイナル公演としても開催。





メンバーは共に初夏のツアーを駆け抜けた“70年代パンク・スタイルを現代風にアップデートしたツアー衣装”で登場し、白浜あやが「ツアーファイナル始まったよー!3周年ということでクラップ!」とライブの開幕を告げると、集まったファン達は結成3周年を祝う万雷の拍手とペンライトでメンバーを迎えた。この日のスタートはB.O.L.Tが初めてドラマ主題歌を担当することになった「Don‘t Blink」から。まさに楽曲の通り、どんどん楽しくなっていくB.O.L.Tを象徴しているかのようなパフォーマンスと共に“君に会いたいな”という歌詞に込めた思いは、3周年を迎えてファンとこれからもずっと会いたいという気持ちをこめたB.O.L.Tならでは。地方ツアー全ての公演でライブの幕開けを飾ったこの曲でスタートする今日のライブは、まさにツアーファイナルにふさわしい幕開けとなった。

「夜更けのプロローグ」「Reborn」と立て続けに披露すると、続く「SLEEPY BUSTERS」では楽曲に乗せながら自己紹介と今日のイベントの意気込みを伝える。青山菜花から「今日は7月15日”B.O.L.Tの日”!みなさん7月15日パワーを出して頑張りましょう!」と声がかかると開幕から更に勢いづくライブにファン達は一気に盛り上がった。

既に冒頭から4曲続けて披露しているが、まだまだMCに入るそぶりは見せず、続く「BON-NO BORN」「Yummy!」とアップテンポな楽曲で畳みかける。MCなしで楽曲を畳みかけていくという演出は、B.O.L.T Presents Early Summer Tour 2022「RE; B.O.L.T」で披露し続けたもので、ツアー開幕の東京では多少の疲労もにじませていたメンバーだったが、各地を駆け抜けて成長した姿を見せつけるかのように力強いパフォーマンスを見せつけた。


スポットライトが印象的なライティングの中で「未完成呼吸」「Hear You」と続けてしっとりとパフォーマンスしたかと思えば、高井千帆から「今日は来てくれてありがとう!このツアーが終わっても一緒に”まわりみち”しながら歩いて行こうね!」とツアーで各地を巡ったことを楽曲タイトルにかけて「まわりみち」を披露し、冒頭から9曲ノンストップのEarly Summer Tour 2022 FINALパートを駆け抜けた。

ツアー・リリースイベントと初夏のB.O.L.Tの活躍を振り返る映像が流れたかと思えば、続けてY2Kファッションとギンガムチェックを組み合わせたスポーティーなEP「Weather」新衣装に身をまとったメンバーが再び登場!この新衣装でファンの前に登場するのは初めてということもあり、集まったファン達は食い入るように見つめていた。





内藤るなの「みんなB.O.L.T4年目も駆け上がっていくよー!」という掛け声とともに8月10日発売の1st EP「Weather」より「One Life」、そして本日初披露となる「D.T.F.」を披露。神戸を拠点とするバンド「KNOCK OUT MONKEY」による楽曲提供の「D.T.F.」は、歌詞のとおり、雲に乗って飛ぶような振り付けが印象的で、初めて見るパフォーマンスながら集まったファン達は思い思いに盛り上がり初披露の楽曲を楽しんだ。

この日初のMCはもちろん結成3周年の話題から。高井千帆から「3周年やってきたぞー!前半は各地のツアーの要素をまとめてファイナルで披露させて頂きました!」と続けると、白浜あやからは新衣装の説明が。「お腹出しちゃいました!」と、お気に入りのポイントを説明。続くパートはEP「Weather」パートということで、現在放送中のテレビドラマ『ちょい釣りダンディ』のエンディングテーマを担当する「雨のち晴れ」、そしてこちらも本日初披露となる「BY MY SIDE」から「New Day Rising」とEPから3曲立て続けに披露。


秋田県で結成された女性ボーカルポップパンク・イージーコアバンド”Hold Out Hope”によって楽曲提供された「BY MY SIDE」では髪を振り乱しながら、自分のスタイルを貫くB.O.L.Tのパフォーマンスをファンは見つめ入っていた。そして「夜を抜け出して」を披露し、1st EP「Weather」に収録される全6曲を全て歌い切って本編が終了。高井千帆から「『BY MY SIDE』の先行配信は7月22日からスタートです。お楽しみに!」と先行配信の予告も飛び出すなど、驚きに満ちたEP「Weather」パートとなった。

まだまだB.O.L.Tの3周年は終わらせないという思いのこもったアンコールの拍手が途絶えることなく続き、メンバーは3周年仕様のライブ Tシャツをまとって登場。

アンコール最初に披露したのは「POP -Look-back on the day medley-」。1枚のアルバムで1日を表現することがテーマのB.O.L.Tデビューアルバム『POP』の楽曲を1本のメドレーにしたもので、このメドレーを通して1日を振り返ると、就寝をテーマとした「寝具でSING A SONG」でファン達が灯すペンライトに揺られながら最後は4人揃って眠りにつくポーズで駆け抜け、デビューアルバム『POP』の世界観を表現。デビュー当初から大きく成長したB.O.L.Tのパフォーマンスに、ファン達からの大きな拍手が会場中に鳴り響いた。

改めてMCでは、メンバーからは3周年を支えてくれたファンへ感謝の言葉が述べられ、集まったファン達と記念撮影を行った。いよいよライブも終盤に差し掛かり、この日を締めくくる楽曲へと。自分達の色を見せつけるかのような「OUR COLOR」そして、4年目のB.O.L.Tもお願いしますというメッセージもこめた「Please Together」でB.O.L.T 3rd ANNIVERSARY LIVE & Early Summer Tour 2022 FINALを締め括った。

3周年を迎え4年目に突入したことに対し、白浜あやは「今日はB.O.L.T 3rd ANNIVERSARY LIVE & Early Summer Tour 2022 FINALに来て頂きありがとうございます。平日にもかかわらずこんなにたくさんの方が来てくれて本当に嬉しかったです。3周年を振り返ってみるとあっという間で、すごくいい経験をたくさんさせて頂きました。楽しそうなみなさんの姿を見ていつも元気をもらって、本当に感謝しています。いろんな方が支えてくださって今ここに立てています。今日のライブの景色は忘れられません!4年目もみなさんと楽しく突っ走っていけたらいいなと思います。」。

青山菜花は「今日の景色は本当に忘れられない思い出になりました。ツアーなどでライブを重ねていく毎に、自分自身の課題も見えてきました。レッスンを重ねて、苦手なことがひとつひとつできるようになってきて嬉しかったです。みなさんと一緒に4周年、5周年、6周年、7周年、8周年と重ねて、一体感のあるB.O.L.Tを作っていきたいです。これからもB.O.L.Tについてきてください!」。

内藤るなは「あらためて私はライブが本当に大好きだな、チームB.O.L.Tのこと、みなさんのことがすごくすごく大好きだなとあらためて感じました。ふと日常でB.O.L.Tのことを思って頂いて、みなさんの心が幸せになる瞬間をこれからも届けられたらなと思います。B.O.L.Tは4年目も歌い続けていきます。今日はありがとうございました!」。

高井千帆は「ツアーで初めてB.O.L.Tのライブに来てくださった方もたくさんいて、すごく嬉しかったです。初めて来てくれた方がB.O.L.Tのライブはびっくりしちゃうくらい温かくて優しいねって言って頂けることが私は本当に嬉しくて。みなさんは私にとって本当にかけがえのない自慢の存在です。結成日にみんなで笑って過ごせているのも、ここに来てくれたみなさん、今日は来られなかったけれどいつも支えてくださっているファンのみなさん、チームB.O.L.Tのスタッフのみなさん、そしてメンバーのおかげです。4年目ももっともっと愛して頂けるグループになれるように頑張っていきたいです。みなさん、4年目も駆け上がっていくB.O.L.Tについてきてください!」とそれぞれメンバーやファンへの感謝を述べて、B.O.L.Tのまだまだ続く成長を予感させるB.O.L.T 3rd ANNIVERSARY LIVE & Early Summer Tour 2022 FINALは幕を閉じた。


B.O.L.Tは、8月10日に1st EP『Weather』を発売。また同作発売を記念して観覧無料のリリースイベントも実施中だ。interfmではレギュラー番組「B.O.L.Tの10万ボルト」(毎週金曜25時)が放送中。今後の活動については公式HPや各種SNSで随時発表されていく。

写真◎笹森健一

■<B.O.L.T 3rd ANNIVERSARY LIVE & Early Summer Tour 2022 FINAL>

2022年7月15日(金)東京 KANDA SQUARE HALL

M1. Don‘t Blink
M2. 夜更けのプロローグ
M3. Reborn
M4. SLEEPY BUSTERS
M5. BON-NO BORN
M6. Yummy!
M7. 未完成呼吸
M8. Hear You
M9. まわりみち
M10. One Life
M11. D.T.F.
M12. 雨のち晴れ
M13. BY MY SIDE
M14. New Day Rising
M15. 夜を抜け出して

EN1. POP -Look-back on the day medley-
EN2. 寝具でSING A SONG
EN3. OUR COLOR
EN4. Please Together

配信限定楽曲「夕日の後の夜に(H.O.H. REMIX)」

配信日:2022年7月15日(金)試聴:https://elr.lnk.to/YAYRXMM

先行配信楽曲「New Day Rising」

配信日:2022年7月1日(金)
試聴:https://elr.lnk.to/NDRMM

1st EP『Weather』

2022年8月10日(水)発売

定価:¥2,530 (税抜価格¥2,300)
品番:KICS-4072
形態:CD
[CD]
1. One Life (作詞・作曲・編曲:織田)
2. BY MY SIDE (作詞:haruka 作曲・編曲:Hold Out Hope)
3. New Day Rising (作詞・作曲・編曲:どついたるねん)
4. D.T.F.  (作詞:w-shun 作曲・編曲:KNOCK OUT MONKEY)
5. 夜を抜け出して (作詞・作曲:小林辰也 編曲:BACK LIFT)
6. 雨のち晴れ(BSテレ東ドラマ「ちょい釣りダンディ」エンディングテーマ) (作詞・作曲・編曲:開花俊介)

ご予約はこちら:https://elr.lnk.to/1step

<B.O.L.T 3rd ANNIVERSARY LIVE & Early Summer Tour 2022 FINAL>

(東京)
2022年7月15日(金)KANDA SQUARE HALL
open 17:00 / start 18:00

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