GLAY、ニューシングル「Only One, Only You」購入者限定ライブ開催

GLAYが、60thシングル「Only One, Only You」の予約購入者限定ライブを7月25日にZepp DiverCity (TOKYO)で開催した。

◆ライブ写真

「Only One, Only You」は9月21日リリースシングルで、発足25周年を迎えるGLAY オフィシャルファンクラブ「Happy Swing」の25th Anniversary公式応援ソングにもなっている。

ライブの開始を知らせる暗転の後、歓迎の手拍子でステージに登場したメンバー。頑張り続ける者達へエールを送るようなオープニングナンバー「YOU MAY DREAM」からライブがスタート。片手にマイクを持ちながら力強いパフォーマンスを見せていたTERUを始め、他のメンバー達もそれに負けない熱量を見せた。その勢いは「BLACK EYES SHE HAD」「風にひとり」へ繋がり、HISASHIのパワフルなギターソロによってより疾走感を増した。

スタートからの3曲と1つの世界観で繋がっていた「GONE WITH THE WIND」のドラムビートが止まると、スポットライトに照らされたTERUによるMCが始まる。コロナ禍で声出しでの応援ができないファンの大変さに寄り添う愛情の込められたコメントを発し、観客とメンバー達の絆を感じさせた。現状に負けない意思を示した後、爽やかなメロディーラインの「summer FM」を歌唱。そして、ファンの目頭が熱くなるような切ない「ゆるぎない者達」、隠れた名曲として多くのファン達に挙げられる「都忘れ」が続けて披露された。


MC中「早くみんなの声が聴きたい！」という熱い気持ちを伝えるメンバーだったが、「こういうのもまたこの時代にしかできないこと」だとファンを励ます。辛い時代にも関わらず足を運んでくれたファンのためにこれからも頑張り続けることを誓い、次のナンバーとして演奏し始めたのは「GROOVY TOUR」。

そして「MY Private “Jealousy”」「ROSY」とダークなアップテンポのナンバーが続いたあとは、60thシングルに収録される新曲の「クロムノワール」のイントロのストリングスが鳴り響く。ライブ会場ならではの迫力のあるビートと合わさり、曲のメッセージ性が力を得て観客側に伝わってきた。インパクトのある演出はこれだけにとどまらず、「百花繚乱」で客席をざわつかせ、次に「SHINING MAN」のリズムをTERUがファンと一緒になって手を叩き、会場をヒートアップさせていく。

高まった熱気をそのままに、「ピーク果てしなく ソウル限りなく」のドラムロールでライブはいよいよ終盤を迎えることになる。最後は、「クロムノワール」と同じく60th シングルの収録曲である「GALAXY」。モダンなシンセサウンドから限りないエネルギーが感じられる曲だ。どの曲よりもポップなこのナンバーにより、ライブはより熱気に満ち溢れ、Zepp DiverCity (TOKYO)での熱い夜は幕を閉じた。

ライブ終演後にはサプライズで「Only One,Only You」がBGMとして流れ、退場するファンもそのメロディーを名残惜しそうに聴いていたのが印象的だった。現在オフィシャルサイトでは発売に先駆けて、「Only One, Only You」の歌詞が掲載中だ。TAKUROが込めた“想い”をいち早く歌詞から感じてもらいたい。

■「Only One, Only You」歌詞
https://www.glay.co.jp/feature/60thSG

写真◎RUI HASHIMOTO


◆GLAY オフィシャルサイト