ロニー・ジェイムス・ディオの妻、ロニーのホログラム・ツアー「もうやりたくない」

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故ロニー・ジェイムス・ディオの妻でマネージャーだったウェンディさんは、ロニーのホログラムをフィーチャーした公演はもうやりたくないそうだ。

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ロニーのホログラム・ツアー<DIO Returns>は、ディオの元メンバー、クレイグ・ゴールディ(G)、サイモン・ライト(Dr)、スコット・ウォーレン(Key)、ビヨルン・エングレン(B)から成るDio Disciplesの生演奏をバックに、ディオのホログラムと生前録音されたライヴ・パフォーマンスのヴォーカルを駆使し、2017~2019年に北米とヨーロッパで開催された。

ウェンディさんは今週YouTubeで公開された『The Rockman Power Hour』の最新エピソードで、ホログラム・ツアーの現状について問われるとこう話した。「あれは実験だったわ。(反応は)50/50だった。嫌った人たちもいれば、気に入った人たちもいた。私はもうやりたくない」

次回は、“本物”のロニーでやりたいという。「レインボーから(ブラック・)サバス。ディオの映像全て持ってる。エルフのさえいくつかあるわ。それをライヴ・バンドと一緒にして公演を開きたい。それがキッズが本当に観たいものだと思うし、未公開のものもあるから」

ウェンディさんは昨年、ディオのホログラムを「初めて見たとき、泣いた。でもそれから慣れてしまった。ロニーではなかったから」と話していた。

ロニー・ジェイムス・ディオは、存命であれば7月10日に80歳の誕生日を迎えていた。3月には米テキサス州オースティンで開催された<サウス・バイ・サウスウエスト>で、初の公式ドキュメンタリー『DIO: Dreamers Never Die』がプレミアされた。




Ako Suzuki
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