Moog、現代の演奏者のために洗練されたデザインとなったテルミンの新製品を発売

ツイート

Moog Musicから、最も売れているテルミンをアップデートした「Etherwave Theremin」が発売された。

触れずに音を操るリードも鍵盤も弦もないテルミンは、楽器のイメージを大きく覆した。楽器に近づいた時の身体の動きだけで演奏することから、まるで天空から音楽を呼び起こすかのような印象を与える。手と身体、環境、そして楽器が一体となり、演奏者はこれまでにない表現を獲得してきた。

ボブ・モーグはテルミンのエレガントなシンプルさと比類ない表現力に惹かれ、14歳で最初のテルミンを作り、70歳で最後のテルミンのデザインを完成。新たなEtherwave Thereminは、この遺産を受け継ぎつつ、現代のテルミン演奏者のために洗練されたデザインとなっている。

「Etherwave Theremin」は、5オクターブの正確な音域とバランスのとれた音間により、高度な演奏性を実現。アナログ・エレクトロニクスを刷新し、ボブ・モーグのテルミン回路設計を踏襲しながら、低音域のレスポンスを向上させた。キャビネットには、手仕上げの硬材と、着脱が容易なメッキブラス・アンテナを採用。また、リアパネルのI/O 接続と着脱式のマイク・スタンド・アダプターにより、素早いセットアップが可能になっている。


コントロールはフロント・パネルから簡単にアクセスできるので、音色を自在に変化させることができ、アンテナのレスポンスも演奏者や環境に合わせて調整することが可能(上級者は本体上部のキャリブレーション・アクセス・パネルからさらに踏み込んだ調整が可能す)。フロント・パネルには専用ボリュームを備えたヘッドホン端子とミュート・ボタンを搭載しており、メイン出力音を消したまま、ヘッドホン出力をアクティブにして音質やチューニングを確認することもできる。


さらに、Etherwave Theremin は、CV端子経由で他のモジュラー、セミモジュラー、Eurorackシンセサイザーに直接接続し、コントロールすることが可能。Etherwave Thereminの3.5mmピッチCV、ボリュームCV、ゲートCV端子に接続すれば、テルミンを演奏しながらシンセサイザーやエフェクトをコントロールすることができ、まったく新しい演奏体験が得られる。

製品仕様

・音源:アナログ・ヘテロダイン・オシレーター
・サウンド・モディファイア:アナログVCA
・ピッチ・アンテナ:手の近さを基準に、約0Hz~4.2kHz の周波数帯域を演奏制御
・ボリューム・アンテナ:70dB 以上のダイナミックレンジを手元でコントロール可能
・ミュート・ボタン:オン時オーディオ出力はミュート、フォーン出力はアクティブ/オフ時すべての出力がアクティブ
・スイッチ・ジャック:フットスイッチ(別売)用1/4"ジャック、ミュート機能をコントロール可能
・電源:LED インジケーター(フロント・パネル)、ボタン(リア・パネル)
・ヘッドフォン:1/4"出力端子
・オーディオ・アウト:1/4"オーディオ出力端子
・CV 出力:ボリュームCV アウト、ピッチCV アウト、ゲートCV アウト用3.5mm ジャック
・パワー・サプライ(付属)
・形式:AC アダプター、バレル・コネクター(センタープラス)
・入力:100~240VAC、50Hz/60Hz
・出力:+12VDC、2A
この記事をツイート

この記事の関連情報