アンディ・ウォーホル大回顧展、齋藤飛鳥が音声ガイドを担当「ポップな気持ちで収録しました」

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乃木坂46の齋藤飛鳥が、9月17日から京都・京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」で開催される<アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO>の展覧会オーディオガイドのナレーターを務めていることが明らかになった。

◆齋藤飛鳥 画像

<アンディ・ウォーホル・キョウト>は、商業イラストレーターとして活躍していた初期の作品からポップ・アート隆盛期の作品、晩年の作品までを網羅したウォーホルの大回顧展。米ペンシルベニア州ピッツバーグにあるアンディ・ウォーホル美術館の所蔵作品のみで構成された日本初の展覧会で、約200点の展示作品のうち、門外不出の《三つのマリリン》を含む100点以上が日本初公開となる。ウォーホルは1956年の世界旅行中に初めて来日し、京都を訪れていたそうで、来日時のスケッチなどを通じて“若き日のアンディ・ウォーホルの心を捉えた京都の姿”や日本との関わりについても紹介する。

“大衆文化やポップ・カルチャーにおける様々なイメージをモチーフとして作品に取り入れていったアンディ・ウォーホルの展覧会ならではのキャスティング”ということで、現代日本のアイドルカルチャーを担うグループの一つ、乃木坂46の1期生でセンターを務めた経験もある齋藤飛鳥が抜擢されたそうだ。齋藤が美術展のオーディオガイドを担当するのはこれが初となる。


なお、本展のオーディオガイドは来場者全員が無料でアクセスできるWEBブラウザ形式で提供されるという。齋藤飛鳥は次のようにコメントしている。

   ◆   ◆   ◆

■齋藤飛鳥 コメント

──オーディオガイドを担当した感想

有名なヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコのジャケットイラストなど元々いくつかの作品とアンディ・ウォーホルという名前は知っていて、カラフルな作品の印象からポップな人なんだろうなと思っていたのですが、今回オーディオガイドを担当させていただいて色々と知ったことでそのイメージがぐるっと真逆になりました。身体が病弱だった幼少期があったり、コンプレックスをたくさん抱えていたり、描いている鮮やかな作品の裏側に深いヒストリーがあって、改めてアンディ・ウォーホルは深い人なんだなと思いました。

今回ありがたいことにお声をかけていただいたのですが、私自身はアンディ・ウォーホルやアートに関する知識があるわけではないので、お話しすることで深みを持たせようとかではなく、一方できっと私みたいに初めて知る情報がたくさんある人も多いと思うので、そういった方々が楽しく知れるように友達や知り合いにお話しするような、ポップな気持ちで収録しました。

京都に2回訪れていることだったり、日本食が好きなことだったりといった、へえと思う情報から、本人が残した名言まで、「当時こんな感じだったのか」ということや、「こんな人だったんだ」ということが全段落に詰まっていますので楽しんでいただけるとうれしいです。

──展覧会に寄せて

アンディ・ウォーホルが大好きな方々には、日本初公開の作品が100点近く展示され且つ全国的に見ても約十年ぶりの大規模個展となる今回の貴重な機会を是非お楽しみいただきたいなと思っています。また、私たちの世代くらいのアンディ・ウォーホルをご存じない方も、オーディオガイドなどを通して知識を深めて作品や作家を身近に感じていただけるとうれしいですし、また、何も知らなくても作品を見るだけで楽しんでいただけたり、心に刺さる作品に出会えたりもすると思いますので、是非アンディ・ウォーホル・キョウトに足をお運びください!

   ◆   ◆   ◆

展覧会の一般前売りチケットは8月17日より各プレイガイドで販売される。詳細はオフィシャルサイトにて。

<アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO(文化庁移転記念 京都市公式展覧会)>

会期:2022年9月17日(土)〜 2023年2月12日(日)
会場:京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」(京都市左京区岡崎円勝寺町124)
開館時間:10:00〜18:00 (入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(但し祝日の場合は開館)、12月28日〜1月2日
公式サイト:https://www.andywarholkyoto.jp/
公式SNS:@andywarholkyoto

<アンディ・ウォーホル・キョウト:オープニングトーク〜ピッツバーグから京都へ>

日時:2022年9月17日(土)15:00〜16:30
場所:講演室(本館地下1階)
講師:パトリック・ムーア(アンディ・ウォーホル美術館館長)、ホセ・カルロス・ディアズ(同館主任学芸員<アンディ・ウォーホル・キョウト>展 キュレーター)
モデレーター:土屋隆英(京都市京セラ美術館)
料金:無料(ただし、<アンディ・ウォーホル・キョウト>の観覧券が必要です)
定員:50名(要予約・先着順)※E-TIXにて9月1日より受付開始
トークイベント申込ページ:
日)https://www.e-tix.jp/kyotocity-kyocera-museum/220917.html
英)https://www.e-tix.jp/kyotocity-kyocera-museum/en/220917.html
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