パンテラ、復帰を示唆するティーザー公開
フィル・アンセルモ(Vo)とレックス・ブラウン(B)にザック・ワイルド(G)とアンスラックスのチャーリー・ベナンテ(Dr)が加わり活動を再開するパンテラが、復帰を暗示するティーザー映像を公開した。
◆パンテラ動画、画像
先週終わり(8月19日)、5枚目のスタジオ・アルバムのタイトル・ソング「Cowboys From Hell」(1990年)の音源をバックに、「PANTERA」の文字が浮かび上がる12秒ほどの動画がSNSに投稿された。
まだ正式発表はないが、新ラインナップによるパンテラは当初言われていたより早く、12月にブラジルで開かれる<Knotfest Brazil>とメキシコの<Hell & Heaven Metal Fest>でパフォーマンスするらしいと噂されている。アメリカやヨーロッパでの公演は2023年になるようだ。
チャーリー・ベナンテによると、再結成への参加は昨年12月の終わりに打診されたそうで、彼は「目を瞑ったら、ヴィニー(・ポール)だって思うようなサウンドにすることだ。彼のサウンドそのものにする」ことを目指しているという。ダイムバッグ・ダレルの功績を称えるため参加するザック・ワイルドも「カヴァー・バンドにいるようなアプローチをする」と話している。
ティーザーが公開された翌日(8月20日)はダレルの56回目の誕生日で、パンテラのSNSにはお祝いの言葉が投稿された。また同日、米ミシガン州で開かれたアンスラックスの公演で、パンテラの「Domination」の一部がパフォーマンスされたという。
Ako Suzuki