アークティック・モンキーズ、新作で「宇宙から地上に戻った」

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Photo Credit: Zackery Michael

アークティック・モンキーズのフロントマン、アレックス・ターナーが、10月に発表するニュー・アルバム『The Car』について語った。前作『Tranquility Base Hotel + Casino』(2018年)はアポロ11号の月着陸船が着陸した場所Tranquility Baseがテーマだったが、新作で現実の世界に戻って来たという。

ターナーは『BIG ISSUE』のインタビューで、「このアルバムではSFは振り払われた。僕ら、地上に戻った」と語った。「自分の直観に従わなきゃいけない。初期にそうしていたように。そういう意味で、本能に従いガレージでプレイしていた20年前の自分達に結び付いている気がする」

サウンドについては、「よりダイナミックなオーバーオール・サウンドのさらにいいヴァージョンに近づけたと思う。このアルバムのストリングスは焦点が合ったり合わなかったりしている。意図的な動きで、それにより全てがそれぞれのスペースを持てたと思う。バンドが前に出て、その後ストリングが前に出るってときもあるんだ」と話している。

通算7枚目のスタジオ・アルバム『The Car』は10月21日にリリース。現在、ヨーロッパ・ツアー中のアークティック・モンキーズは火曜日(8月23日)、スイスで開かれた<Zürich Openair 2022>フェスティバルで新曲「I Ain't Quite Where I Think I Am」を初パフォーマンスした。

Ako Suzuki
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