ミッキー・ドレンツ、モンキーズ関連のファイル開示を求めFBIを訴える

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モンキーズのメンバーで唯一の存命者となったミッキー・ドレンツが、FBIが保持するバンドに関するファイルへのアクセスを求め、FBIを相手取り訴訟を起こした。

◆モンキーズ画像

FBIは2011年、モンキーズが1967年にツアーを開催した際に情報提供者の少なくとも1人がロサンゼルスで開かれた公演を観に訪れ、その人物の意見では“人種暴動やベトナム戦争に関しアメリカを批判するようなメッセージ、写真”などを使用した「サブリミナル・メッセージがスクリーンに映し出された」と記録されたファイルを一般公開していた。

最近になりそれを知ったドレンツは、「FBIが作成もくしは所持しているモンキーズおよびそれぞれのメンバーに関する全記録の入手」を求め、訴訟を起こしたそうだ。彼は今年初め、情報公開法(FOIA)にもとづきファイルの開示を申請したが、適時に返答がなかったため、訴訟に踏み切ったという。

ドレンツの弁護士Mark S. Zaid氏は、「FOIAは、市民が政府の目論見について知ることを保証する重要な手段です」「FBIは激動の60年代、モンキーズなどのミュージシャンたちを監視していました。この訴訟は、彼らがそれらにどこまで取り組んだのか究明することを意図しています」とコメント。また、モンキーズの楽曲にちなみ「I’m a believer!」とつぶやいている。

これに関し、現時点、ドレンツ本人およびFBI側から声明は出ていない。





Ako Suzuki
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