【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「ハモンドオルガン」

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“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そんなの知ってるわい!的なものから、古楽器のレアなところまで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第61回のお題は「ハモンドオルガン」です。

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1934年、ローレンス・ハモンドが開発した電気オルガン。トーンホイールと呼ばれる歯車状の金属製円盤を回転されることで磁気の波動を起し、それをコイルピックアップで拾い、音として出力する。

ドローバー(トーンバーとも呼ばれる)という棒状の装置が備えられているのが大きな特徴の1つ。これを操作することで倍音を調整し、音色を変化させることができる。

1940年にドン・レスリーが開発したレスリースピーカー(ロータリースピーカー/旋回する2つのホーンを持ち、コーラス効果を生む)と共に使うことで、揺らいだような独特の音色が得られるようになり、1950年代のジャズや黒人音楽、1960年代のロックなどで好んで使用されるようになった。

文:竹内伸一



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