映画『Dr.コトー診療所』主題歌は中島みゆき「銀の龍の背に乗って」

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中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」が、映画『Dr.コトー診療所』(12月16日公開)の主題歌に採用されたことがわかった。この発表とあわせて、楽曲を使用した予告映像も公開されている。

◆予告映像、画像

吉岡秀隆が主演する『Dr.コトー診療所』は、山田貴敏の同名漫画をもとにしたドラマシリーズの16年ぶりの続編。ドラマの制作スタッフ、キャストらが再集結し「Dr.コトー診療所」の“今”を描く。


「銀の龍の背に乗って」は中島みゆきがドラマのために書き下ろした楽曲で、2003年のシーズン1から2004年のスペシャルドラマ、2006年のシーズン2とすべての作品の主題歌に採用されてきた。中江功監督は、“『コトー』と言えば「銀の龍」、「銀の龍」と言えば『コトー』”と次のようにコメントしている。

   ◆   ◆   ◆

■中江功監督 コメント

『Dr.コトー診療所』は連続ドラマで2シーズンとスペシャルドラマでもやりましたので『コトー』と言えば「銀の龍」、
「銀の龍」と言えば『コトー』自分の中でこの2つは一体化していた為、別の曲にするとか、新しい「銀の龍」にするとか、
そんな考えは全くありませんでした。
それくらい『コトー』は「銀の龍」とイコールだと思ってます。
「銀の龍」を聴くと今でも20年前からの島の風景と撮影の思い出が浮かんできます。
1992年に『親愛なる者へ』というドラマの主題歌(「浅い眠り」)をやっていただき、更に最終回ではみゆきさんに出演していただきました。
私は当時助監督でしたが、打合せの際に普段ドラマとか絶対出ないみゆきさんが出演を受諾していただいたのは、
“お父様と同じ産婦人科の役であったから”とプロデューサーにお話ししていたと記憶しています。
「医者をやるなら大事にやりたい」と仰っていたのをよく覚えています。
それから約10年後、『コトー』で医療ドラマをやることになったので、主題歌をお願いするためにラジオ局に会いに行きました。
スタジオ前でお会いしたとき、ニッコリと「お久しぶりです。南雲律子です」と10年前のドラマの役名でご挨拶していただきました。
その記憶力の凄さと優しさとユーモアに感動したことは今でも忘れられません。
打合せのときに『コトー』を“海を超えてやって来た、傷ついた非力なヒーロー”という表現をしたのですが、その通りの素晴らしい曲になりました。
曲を作っていただいた後、事務所の方が「【銀の龍】というのは波頭が光って輝いている様を表現しているんです」とこっそり教えてくれました。
映像より先に、海からやって来るヒーロー『コトー』のイメージを作ってもらった気がしています。
最初のシーズンのタイトルバックで崖の上に座ってるコトー先生を撮影したのですが
放送後、島の方から「あそこは龍が昇ってくるところなんだよ」と教えていただき、この曲との縁を感じました。

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なお、新しい予告映像は9月16日から順次、全国の映画館でも上映予定とのことだ。

『Dr.コトー診療所』

出演:吉岡秀隆 柴咲コウ 時任三郎 大塚寧々 大森南朋 泉谷しげる 筧利夫 小林薫
監督:中江 功(『冷静と情熱のあいだ』、TVドラマ「教場」シリーズ)
脚本:吉田紀子(『涙そうそう』『ハナミズキ』)
原作:山田貴敏「Dr.コトー診療所」(小学館)
製作:フジテレビジョン
制作プロダクション:アットムービー
配給:東宝
映画公式サイト:coto-movie.jp
公式Twitter:https://twitter.com/coto_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/coto_movie/
(C)山田貴敏 (C)2022映画 「Dr.コトー診療所」製作委員会
2022年12月16日(金)全国公開
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