ミシェル・ルグランの音楽を世界最高峰のピアニスト達がソロ・ピアノで解釈したプロジェクト『ミシェル・ルグラン・リイマジンド』リリース決定

ツイート

2022年2月25日で生誕90年を迎えたミシェル・ルグランの音楽へのトリビュート・プロジェクト『ミシェル・ルグラン・リイマジンド』。

◆『ミシェル・ルグラン・リイマジンド』 関連動画&画像


チリー・ゴンザレス、ステファン・モッキオ、チャド・ローソンなどの世界最高峰のピアニスト/作曲家が集結し、本プロジェクトがアルバムとして10月28日にデッカ・レコードからリリースされることが決定、本日から予約がスタートした。また、最新シングルとしてランバートによる「シェルブールの雨傘」(映画『シェルブールの雨傘』より)も本日から配信されている。

「自らの心の声に耳を傾けルグランの作品を選び、他にはない新たな解釈をすること」というシンプルなコンセプトが設定された今回のプロジェクト。米国、日本、フランス、イタリアなど様々な国のアーティストが参加し、ルグランのヌーヴェル・バーグ時代からハリウッド時代の間に生み出した映画音楽を採り上げている。緻密で洗練されたアレンジが施されていることが多いルグランの楽曲だが、それらをソロ・ピアノでシンプルに読み替えることでこれまでにないルグラン・トリビュート作品に仕上がっている。

日本からは小瀬村晶が参加。最もストリーミングで再生されている日本人クラシックアーティストの1人であり、「飽きることの無い彼の旋律は果てしなく、他の音楽家と一線を画するものだ」(ピッチフォーク)など各国有力メディアから称賛を集める作曲家/ピアニストだが、彼が今回取り組んだ「いつもいつも」(Toujours, jamais)は、1967年に公開された映画『ロシュフォールの恋人たち』に登場する1曲。映画のスウィンギーなアレンジとは対照的に落ち着いたピアノの中からキャッチ―なメロディが立ち上がってくるトラックだ。

今回の楽曲について、小瀬村は「ミシェル・ルグランを再解釈することは、その独創性と遊び心が絶妙なバランス感覚で共存する華麗な作品集を眺めながら、自分のなかにある音楽的感覚との共通項を一音一音、手探りで探していくような時間でした。今は亡きルグランとの邂逅は、とても穏やかで美しいひと時が流れていました」とコメントしている。

▲小瀬村晶

『ミシェル・ルグラン・リイマジンド』

2022年10月28日
UCCL-1235 ¥2,860(tax in)
https://lnk.to/LegrandReImaginedPR

■収録曲:
1.チャド・ローソン / 風のささやき [映画『華麗なる賭け』(1968)より]
2.チリー・ゴンザレス / おもいでの夏 [映画『おもいでの夏』(1970)より]
3.ランバート / シェルブールの雨傘 [映画『シェルブールの雨傘』(1964)より]
4.小瀬村晶 / いつもいつも [映画『ロシュフォールの恋人たち』(1967)より]
5.ルカ・ダルベルト / 黄昏のクレオ [映画『5時から7時までのクレオ』(1962)より]
6.ステファン・モッキオ / ブライアンズ・ソング [映画『ブライアンズ・ソング』(1971)より]
7.エリオット・ジャック / パパ、見守って下さい [映画『愛のイエントル』(1983)より]
8.アルバン・クラウディン / ロバと王女 [映画『ロバと王女』(1970)より]
9.ムー / 君に捧げるメロディ [映画『ベスト・フレンズ』(1982)より]
10.ジョセフ・スキアノ・ディ・ロンボ / 双子姉妹の歌 [映画『ロシュフォールの恋人たち』(1967)より]

◆ミシェル・ルグラン 日本オフィシャルサイト
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス