ムラ・マサ、ニューAL『デーモン・タイム』リリース

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<フジロック22>でホワイトステージのトリを飾り、3年ぶりの来日パフォーマンスでファンを沸かせた、UK出身のプロデューサー、ムラ・マサ。

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自身三作目となるニュー・アルバム『デーモン・タイム』をリリースした。パンデミックで世界が封鎖される直前にリリースされ、パンク・ロックにインスパイアされた前作『R.Y.C』から約2年半ぶりの新作となる今アルバムで、ムラ・マサは音楽を通し何を伝え、与えてくれるのか。

ムラ・マサはインタビューで、パンデミックは自身にとって、とても辛い出来事であり、半年ほど楽曲制作出来なかったと語っている。そんな精神的苦労をエクササイズやセラピーを通し乗り越え、『デーモン・タイム』はパンデミックの最中に制作が開始された。本人は、パンデミックの悲しさにフォーカスするのではなく、パンデミック後に人々が楽しめる音楽を作る事に意識をシフトし、ワーキングタイトルを”Fun(楽しさ)”としていた。そこで”demon time”という、午前1時から午前5時の間に起きがちな、後悔はしないが羽目を外してしまう時間帯をどうサウンドトラックにするか?と言うアイディアが生まれた。そしてUKガレージの名曲を遊び心満載にアレンジした、今作アルバムの土台となるシングル「bbycakes」が制作された。フィーチャリングに、アメリカのラッパーLil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート)、イギリスで要注目の若手シンガーの2人、Shygirl(シャイガール)、PinkPantheress(ピンクパンサレス)が迎えられ、ラップのかっこよさとポップの可愛らしさがミックスし、未知のジャンルを融合させる楽しさを表現した。

『demon time』に収録され先行リリースされた楽曲、ローファイな「2gether」、ポップな「bbycakes」、ヒップホップ、ダンスホールな「blessing me」などから分かるように、今アルバムは一貫したサウンドコンセプトが排除されている。そこにはムラ・マサ本人の「今、多くの人はプレイリストを通じて音楽を消費していて、アルバムを聴いているという概念は無く、1曲1曲が面白くて楽しいんだ。だから『demon time』の楽曲はそれぞれ”シングル・トラック”として考える姿勢でいたんだ。」と言う思いが込められている。この本人の思いの通り、世界各国から今注目されているアーティストがフィーチャリングに参加しており、日本からはラッパーのTohjiが参加し、話題となっている。

配信と同日に発売される日本限定盤CDには、アルバムジャケット写真を使用したオリジナルステッカーが封入される。また同じく封入されている、歌詞対訳、解説も合わせてチェックして欲しい。


『デーモン・タイム』

2022年9月16日(金)
価格:¥2,860 (税込)
予約・購入はこちら:https://umj.lnk.to/MuraMasa_demontime

■トラックリスト
1 デーモン・タイムfeat. ベイリー
2 ベイビー・ケイクスfeat. リル・ウージー・ヴァート、シャイガール、ピンクパンサレス
3 スロモfeat. マイダス・ザ・ジャガバン、トウジ
4 トゥギャザー
5 アップ・オール・ウィークfeat. スロウタイ
6 プラダ(アイ・ライク・イット) feat. レイラ
7 ホラバック・ビッチfeat. シャイガール、チャンネル・トレス
8 ブレッシング・ミーfeat. パ・サリュー、スキリベン
9トントfeat. イザベラ・ラブストーリー
10 エ・モーションfeat. エリカ・ド・カシエール
11ブラッシュfeat. レイラ
*日本限定盤はステッカー付

◆ムラ・マサ 日本オフィシャルサイト
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