コルグ、ハイブリッド・ドラムマシン新製品「drumlogue」発表

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「drumlogue」は、豊かなサウンドとその実力を持つアナログ音源、柔軟性抜群のデジタル音源、そしてカスタマイズ可能なユーザーカスタムシンセサイザーを備えたハイブリッド・ドラムマシンだ。

加えてダイナミックなシーケンサー、カスタマイズ可能なエフェクト、そして直感的なコントロールにより、drumlogueはどんなジャンルやスタイルの曲を作るためにも必要不可欠なものとなるに違いない。驚異のサウンド、エフェクト、カスタマイズ性、そしてシーケンスでビートと制作プロセスのすべてを全く新しい創造的なレベルに引き上げる時が来たと言える。

本機は究極のアナログサウンドをビートに込めるために考案され、ARP 2600M、MS-20mini、ARP Odysseyなどを手掛けたコルグ・アナログシンセチームの伝説のエンジニア、池内の手によって開発された全く新しいアナログ回路、そして新たな領域に及んだと言うべきサウンドの深みと豊かさによってそれを見事に実現させた。バスドラム、スネア、タム、これらの新たなアナログ回路は、トラックの強固な土台となるだけでなく、豊かな倍音とローエンドの厚みによってトラックを際立たせる。シンプルさと使いやすさを融合させ、それぞれのパートの最も大切なコントロールには専用のノブをフロントパネルに設置。メニューを見ることなく、いつでも素早く直感的に、その場でサウンドをエディットできる。そして、各パートに搭載されたエディットシステムにより、さらに多くのパラメーターにアクセスし、サウンドを追求することができる。


また本機は、アナログ・セクションの最高のパートナーとして、6つのサンプル音源、そして1つのシンセシス音源(マルチ・エンジン)の、計7つのデジタルパートを装備。サンプル・パートはdrumlogueにプリセットされたPCM音源を演奏することが可能。本機にプリセットされた128のドラムキットは、多ジャンルにまたがる様々なサウンドを網羅しており、簡単にトラックを作り始めることができる。さらにユーザーサンプルをメモリにインプットすることも。ユーザーサンプルを追加するときには、本機とコンピュータをUSBケーブルで接続し、サンプル・ファイルをドラッグ&ドロップするだけだ。

prologueやminilogue xdにも搭載された、マルチ・エンジンがより一層強力になったのも特徴のひとつ。VPM音源とノイズジェネレーターに加え、本機のマルチ・エンジンには本格的なシンセサウンドを奏でるユーザーカスタムスロットを搭載し、これまでのドラムマシンでは聴いたことがない新しいサウンドの可能性が垣間見えるだろう。またprologueやminiloguexdの伝統を受け継ぎ、本機もAPI(Application Programming Interface)を備えており、「ユニット」と呼ばれるプラグインを開発することにより誰でもハードウェアの可能性を広げていくことができる。drumlogue SDK(Standard Development Kit)を使用すれば、カスタム・シンセサイザー、ディレイ、リバーブ、そしてマスターエフェクトユニットを作成し、USB接続(マスストレージデバイス・モード)で本機にロードすることが可能だ。

logue SDKで人気のプラグインデベロッパー「Sinevibes」とコラボレーションとして全く新しいシンセプラグイン“Nano”を搭載。この専用プラグインは、新たなマルチ・エンジンのパワーを探求し尽くしたもので、すべてのdrumlogueユーザーにこの新しいプラットフォームならではのサウンドを届ける。“Nano”は豊富な機能と多数のパラメーターを持つ本格的なバーチャル・アナログ・シンセサイザー。シンセエンジンにはリングモジュレーション付きのデュアルオシレーター、ソフトクリッピングディストーション付き4極ステートバリアブルフィルター、内蔵EG、内蔵マルチウェーブフォームLFOを搭載している。


本機は、そのサウンド・パワーのすべてを、フレキシブルで使いやすい強力な内蔵シーケンサーに活かしていることにも着目。直感的に複雑なリズムパターンやポリリズムを作成し、あなたの楽曲制作をさらに向上させることができる。最大64ステップのシーケンサーは、より視覚的にシーケンスを追いやすくしている。Chainモードでは長く魅力的なリズムパターンを簡単に作成でき、画面にはわかりやすく表示される。Loopモードではいくつかのバリエーションで、シーケンスを新しくユニークな方法で演奏可能。MotionとAccentのレコーディング機能も直感的に素早く使用でき、さらにトラックで新しいことを試したいときには、Randomization機能も搭載している。

本機は3つのカテゴリから成る複数の高品質なのエフェクトを備えている。ディレイ、リバーブ、そしてマスターエフェクトはそれぞれ同時に使用することも可能。ディレイとリバーブはパートごとにセンド量を調整することができ、ルーティングも自由に変更可能。マスターエフェクトはサウンドに最後の仕上げを加え、すべてを一つにまとめあげる。マスターエフェクトはパートごとにバイパスでき、特定のパートにのみエフェクトをかけることも可能だ。またマスターエフェクトにはサイドチェイン・バスも利用可能。多種多様なエフェクトが搭載されているのに加え、本機にはサードパーティ製のエフェクトを読み込むことも可能となっている。各エフェクトはそれぞれ24個までパラメーターを実装することができ、すべてメニューから簡単にアクセスできる。


さらに本機ははオーディオ入力を搭載しており、他の楽器を本機のエフェクトを通して接続し、理想のセットアップを構築可能。本機は様々な入出力と接続端子を備え、手持ちの機材ともシームレスに統合できるに違いない。本機に搭載したUSB-A端子は、ほかのUSB MIDI規格対応のデバイスと接続することでカスタマイズ可能なコントロールを追加できる。

drumlogueはヘッドフォンとメインLR出力に加えさらに4つのインディヴィジュアル・アウトプットを装備。各パートはどこのアウトプットにでもアサインでき、外部エフェクターの使用やマルチトラックレコーディングのルーティングも自由自在に設定可能だ。また本機はMIDIIN/OUT、SYNCIN/OUTで接続した他の機材や、USBで接続したコンピュータ上のDAWと簡単に同期することが可能。

drumlogueはパワフルなだけでなく、使いやすさも抜群と言える。シンプルさと使いやすさに重点を置いて設計されており、メインのドラムパートにおいて最も重要なパラメーターにはフロントパネルに専用のノブがあるため、その場でエディットすることができる。また各パートのボリュームノブがミキシング・プロセスを加速させるだろう。ワイドでクリアなOLEDスクリーンは4つの専用エンコーダーノブを備えたシンプルなUIとなっており、素早くスムーズな操作を可能にする。

他の多くのドラムマシンとは異なり、本機のメインパネルは傾斜角をつけることで人間工学に基づいた優れた視認性を実現。頑丈なアルミニウムのボディ、ヘアラインフィニッシュ、そして木製のサイドパネルなど、drumlogueの滑らかで最適化されたデザインは、きっとあなたの音楽にインスピレーションを与えてくれることだろう。


「drumlogue」

2022年秋発売予定
メーカー希望小売価格:93,500円(税込)

仕様
■最大同時発音数:11ボイス
※ユーザーシンセはポリフォニック発音の状況により、実際の発音数が変化します。
■サウンドエンジン
アナログ×4
PCM/ユーザーサンプル×6
マルチ・エンジン(NOISE、VPM、ユーザーシンセサイザー)×1
■プログラム数(リズム・パターン含む):128(工場出荷時は64プリセット・プログラム)
■ドラムキット数:128(工場出荷時は64プリセット・キット)
■エフェクト:REVERB、DELAY、MASTER
■入出力端子
ヘッドフォン端子
OUTPUT(L/MONO、R端子、AUDIO、OUT1-4)端子
SYNCIN/OUT端子
AUDIOIN端子、MIDIIN/OUT端子
USBA端子(MIDIデバイスとの接続用)
USBB端子(ホストとの接続用)
※製品の仕様および外観は改良のため予告なく変更する場合があります。
※表示の価格は2022年9月現在のものです。



◆製品 オフィシャルサイト
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