【レポート】『マガツノート』フリーイベント開催。秀吉・政宗連合軍/光秀・家康連合軍が<奇襲>をかける

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近未来戦国を舞台に、武将たちが激しく火花を散らす様を、ボイスドラマとヴィジュアル系バンドらとのコラボ楽曲で描く、ダーク楽曲メディアミックスプロジェクト『マガツノート』が、8月30日に大阪・アメリカ村にてフリーイベント<奇襲>を開催した。

◆イベント写真

17時からの前半戦と18時からの後半戦ともに、三角公園前のオープンステージ「RIBIA VISION」から声優陣がトークを、新コラボ楽曲を書き下ろしたBabyKingdomとザアザアの2組がライブを披露。加えて、公開収録イベント「マガツノ集会 出張版 ~桜華狂騒最終合戦~」が10月16日に行われることも発表され、現在、ラジオドラマ内で相争う秀吉・政宗連合軍/光秀・家康連合軍の両陣営が、勝利に向けてのアピール合戦を繰り広げた。

春に始まった“Season:1”が終了し、7月より外伝である「戦シーズン 壱st Battle『桜華狂騒』」がスタートしている『マガツノート』。光秀が所持する伝説の桜“万年桜”を狙う秀吉という両陣営の対立を軸に、現在、ボイスドラマがOBCラジオ大阪×ミクチャ「サクラバシ919」の水曜日コーナー内でオンエアされている(後日、公式YouTubeチャンネルでも配信)。

注目すべきは、秀吉・政宗連合軍と光秀・家康連合軍のどちらが勝つか?という重要な物語の結末が、視聴者による投票によって決まるということ。フリーイベント<奇襲>参加者に、投票のためのシリアルコード……ならぬ“臨時召集状/志願書”が配布されたところからも、完全なるファン参加型であることがうかがえる。


開演時刻の17時となり、小雨の中で「RIBIA VISION」の大型モニターが開いて登場したのは、秀吉役の小笠原仁、家康役の美藤大樹、光秀陣営に属する左馬之助役の大河元気という、相争う両陣営の武将を演じる声優の3人。小笠原が「今、バチバチ戦ってる最中ですけど、全て叩き壊してやるんで!」と気勢をあげれば、「ぜひ光秀・家康軍に投票お願いします!」と求めつつ、三角公園を見下ろす不安定な足場に「高所恐怖症でして……こわ!」と声を震わせる美藤の姿も。さらに、3人それぞれが役になりきっての台詞で自軍への投票を募ったアピール合戦のターンでは、大河が「ああ、おいたわしや光秀様」と左馬之助のキメ台詞を放って拍手を浴びたあと、小笠原に「左馬之助が喋り始めた瞬間、向かいの電光掲示板に“だまされないで!”って(笑)」と指摘され、台本を投げだす場面も。そんな“奇跡”も味方に、自由奔放なトークで楽しませる。


また、それぞれの陣営のために2バンドが書き下ろしたコラボ楽曲も、武将たちの台詞入りで現在YouTube上に公開されており、その視聴回数が投票ポイントとして換算されるのも見逃せないところ。BabyKingdomの「GOLD」について、小笠原が「武将同士の命の取り合いと、閃きが音で伝わってきてカッコイイ曲。そこに自分の声も入っているのが有難い」と語れば、美藤も「光秀軍の儚さと家康軍の切なさが象徴されていて、胸の内で想いを燃やす二人を表しているような楽曲」とザアザアの「闇と桜」を賞賛。彼の言葉を借りるなら、まさしく“陰と陽”な両軍のナンバーが、まさにこれから、この場で初めてライブ披露されるということで、三角公園に集った人々の熱気は高まるばかりだ。

声優陣が去ると、チャイナな音が鳴って現れたのはBabyKingdomの4人。梵字をあしらった衣装は西遊記をモチーフにしたもので、豚耳を付けたもにょ(B)に至っては、どこからどう見ても猪八戒にしか見えない。咲吾(Vo)はもちろん孫悟空ポジションで、つまりは猿。“MUSIC THEME PARK”をコンセプトに、リリースのたび異なるモチーフや衣装を発表している彼らだが、秀吉との“猿”つながりで西遊記を選んだのは“お見事!”の一言だ。


「大阪生まれ大阪育ちのバンドでございますので、たこ焼きを作る曲をやりたいと思います!」と咲吾が告げ、彼の振り付け指南から始まったのは「大阪ちんぷんかんぷんROCK」。親指と人差し指でたこ焼きの丸を作って両頬に付けるというキュートな振りを、ポップなサウンドに乗せて繰り出すオーディエンスに、咲吾も「バッチリ!」とOKサインを出す。さらに「アメ村のイケてるお兄さんたちもPut your hands up、よろしいでしょうか?」と通りがかりの人たちにまで声をかけてからは、「手をあげてタテノリで、ラッパー気分でいきましょう!」とストリートなラップまで。終始、笑顔でいっぱいのステージでハッピーな印象を刻みつけるが、一転「俺はMAD FANGの隠し玉、孫悟空様だ!」と咲吾が拳を振り上げ、雪崩れ込んだのが「GOLD」だ。

“MAD FANG”を率いる秀吉をイメージして書かれたハードな疾走ロックチューンで、パワフルなドラミングからアグレッシブな弦楽器プレイにパワーコーラスが轟けば、間奏では「もっとおいで!」と手拍子を煽る志記のテクニカルな長尺ギターソロも炸裂! ひたすらにオーディエンスを燃え立たせ、「ようこそMAD FANGへ!」とキメる様は、歌詞にもある通り“闘争本能”に満ちている。最後は「良かった! 雨降らへんかった!」と咲吾が笑顔を見せ、虎丸(Dr)はマイクレスで「ありがとうございました!」と叫んで投げキス。まさに黄金のようにエナジーがきらめき、恐れ知らずの秀吉を投影したかのようなパッション迸るパフォーマンスで、<奇襲>の前半戦を拍手と熱狂のうちに締めくくった。


そして時刻は18時。再び「RIBIA VISION」の大型モニターが開くと、いきなりザアザアのライブが後半戦の幕開けを告げる。後ろを向いてうずくまっていた一葵(Vo)がおもむろに立ち上がり、歌い始めたのは「闇と桜」。憂いを浮かべてエモーショナルに放たれるボーカル&プレイは悲哀に染まり、“渡さない”と腕を伸ばす一葵が醸す悲愴は光秀の万年桜に対する執着そのものだ。日本人の情緒に刺さるメロディックなバンド演奏も、夕暮れに染まる空と相性抜群で、三角公園のオーディエンスからは拍手が湧き起こる。しかし曲が終わるなり、零夜(B)は「大阪生まれのザアザアだよ、かかってこい!」と一喝して、一葵も「こんな雨のなか、雨バンドのライブを、アメ村に観に来てくれて、どうもありがとうございます」とニヤリ。「初めての人も多いと思うんですけど、もし気に入ってもらえたら、この後9時から大阪BIG CATで無料ワンマンライブをやるので、よかったら来てください!」とちゃっかり宣伝し、春芽(G)が「ただで帰さねーぞ!」と咆哮をあげて始まったのはバンドきってのサイコな暴れ曲「ラブレター」だ。

「手を叩け!」とオーディエンスのクラップを誘って一葵が吠えまくれば、零夜のベースがブンブンと唸り、ドラムの亞んもシンバルをガンガンに叩きつける。可愛いタイトルとは対照的に、アイドルへの拗らせた想いをぶちまけるリリックはエキセントリックで、そんなグロテスクな感情の奔流と呼応するかのように、雨足はどんどん強くなるばかり。“返事は届かなくて……”と一葵が床を這う一方、春芽はギタープレイと同じだけの激しさで「大阪バンドが帰ってきたぞ!」「来いよ来いよ!」と容赦なく煽り立て、暴走する愛情という名の狂気に満ちた宴を繰り広げていく。


歌い終えた一葵が「大阪、ただいま」と眼下のオーディエンスに呼びかければ、「俺ら、ここで生まれたんだよ!」とリーダーの零夜も感慨深げにシャウト。ドラム台から出てきた亞んは思いの丈を生声で叫び上げ、照明が落ちたステージの暗がりからは「ヴィジュアル系最高!」と春芽が拳をあげる。例えるなら静と激とも言えるほど対照的な、しかし“執着”という意味では繋がった2曲で後半戦のステージを務めたザアザア。気づけば雨が降りしきり、まさしくバンド名通りの景色を招いて、後のトークパートで小笠原に「メチャエモ!」と言わしめた。


ライブのターンが終わると、再び声優陣がステージへ。ノリノリでライブを観ていたという小笠原は「生の音圧感じられて最高でした!」と語りつつ、BabyKingdomの衣装が猿つながりだったことと咲吾のウィッグが秀吉カラーだったことに「メチャクチャ感激しました!」と顔を綻ばせる。美藤も「生ライブゆえの激しさ、儚さと切なさが底上げされている感じで、戦って感じがものすごくありました。カッコよかったです!」と、ザアザアのライブを評し、すぐ後ろで聴いていたという大河からは「一番楽しんでしまって申し訳ない!」という言葉も。『マガツノート』の世界観と密接に結びついたナンバーだけに、その生パフォーマンスは演じる声優陣の心をも大きく揺さぶったようだ。


また、季節を問わず咲き、側にいる人間に応じて何色にもなるという万年桜にちなんで、「勝負に勝ったら、何色の桜が見たい?」と問われると、小笠原は「秀吉軍がゲットしたら世にも珍しい黄金の桜が見れる気がする。辛気臭い花見にしたくないんで!」と黄金好きの秀吉らしい返答を。対して「家康の心を反映するとするなら、桜本来の一番綺麗な色を見せてくれると思うんですよね。だからピンク色」と答えた美藤は、着ているシャツもピンク色なのを指摘されて、「意識して昨日大阪で買いました! 綺麗な桜色です!」と胸を張る。しかし、最後に「僕自身としては光秀様がいいなら何でもいい!」と答えて拍手を浴びたのは、光秀の忠臣である左馬之助を演じる大河。はてさて、何色の桜が咲くことになるのかは、視聴者の投票次第だ。

その勝敗が決まる最後の舞台として、公開収録イベント『マガツノ集会 出張版 ~桜華狂騒最終合戦~』が10月16日に東京・時事通信ホールで開催されることが、ここで小笠原の口から発表。出演は<奇襲>に参加した小笠原、美藤、大河に、政宗役の峯田大夢、秀吉の軍師である官兵衛役の馬場惇平を加えた声優5名だ。このイベントの場で勝利チームが決定するほか、大型新情報の解禁も予定しているという。小笠原いわく「でっかい万年桜っていう美しい桜を使ってパーティーしたいっていう秀吉と、こんな雅な桜を誰にも渡すわけにはいかないっていう光秀が喧嘩して取り合うっていう、お祭り騒ぎなイベント」も、これからが佳境。それぞれの“推し”陣営への投票活動に励みながら、物語の結末を固唾を呑んで見守りたい。

文◎清水素子

<マガツノ集会 出張版 ~桜華狂騒 最終合戦~>

イベント特設サイト:
https://magatsunote.com/event/221016_ikusaevent/

日程:2022年10月16日(日)
時間:17:00開場 / 18:00開演
※コロナウイルス感染症による政府からの要請状況により変動の可能性がございます
会場:時事通信ホール
所在地 〒104-8178 東京都中央区銀座5-15-8 時事通信ホール(時事通信ビル2F)
URLhttps://www.jiji.com/hall/

出演者:小笠原仁(秀吉役)・馬場惇平(官兵衛役)・峯田大夢(政宗役)
美藤大樹(家康役)・大河元気(左馬之助役)

チケット料金 :
秀吉・政宗連合軍 応援シート 6,500円(税込)
光秀・家康連合軍 応援シート 6,500円(税込)
一般シート 5,000円(税込)


※「秀吉・政宗連合軍 応援シート」「光秀・家康連合軍応援シート」は「一般シート」よりも前方の座席となります。
※応援シートは選択した軍によって座席エリアが異なりま すので座席表をご確認ください。

来場者特典:桜華狂騒チケットホルダー&レプリカチケット
※来場者全員にお渡しします。
※デザインは全て同じです。

チケット販売:

【プレリクエスト先行】
https://l-tike.com/magatsunote/
申込受付期間:9月12日(月)12:00~9月25日(日)23:59

【一般販売】
https://l-tike.com/magatsunote/
10月8日(土)12:00~ ※先着

FC入会方法はこちらから
https://magatsunote.com/news/106/

<マガツノート 戦シーズン投票企画連動フェア>詳細

開催期間:2022年9月10日(土)〜2022年10月10日(月・祝)

概要:期間中、ステラワース店頭・通販にて対象商品をご 購入1,000円(税込・送料除く)ごとに【臨時招集書 (投票企画用シリアルコード[20pt])】を1枚プレゼン ト

対象商品 マガツノート関連商品(CD・グッズ)
※開催期間中であっても、特典が無くなり次第終了 となります。
※通販をご利用の場合、配送状況により投票期限までにシリアルコードがお手元に届かない恐れがございますのでご注意ください。
※フェアの詳細はステラワースのお知らせをご確認ください。

ラジオドラマ『戦シーズン 壱st Battle 「桜華狂騒」』

OBCラジオ大阪×ミクチャ新番組「サクラバシ919」(月~金 23:00~25:00)内 毎週水曜日 24:15頃〜各話15分放送

※生放送のため放送時間が変更になる可能性がございます。 水曜日メインパーソナリティー:神尾晋一郎(マガツノート・織田信長役)

視聴方法
(1) OBCラジオ大阪(AM1314kHz、FM91.9MHz)
(2) 「radiko」(スマートフォンでラジオを聞けるアプリ)
(3) ライブ配信&動画アプリ「ミクチャ」でのライブ配信

・『戦シーズン 壱st Battle 「桜華狂騒」』あらすじ
トップ秀吉の急な思い付きから、一世一代の花見を催すことになった【MAD FANG】。ところが、彼らがその目玉として目を付けた万年桜は、よりにもよって【蛇-ウロボロス-】光秀の所有物だった。かくして勃発した【MAD FANG】と【蛇-ウロボロス-】による『万年桜争奪戦』は、 他の陣営をも巻き込み、やがて解放区を【秀吉・政宗連合軍】【光秀・家康連合軍】の2つに分けての大きな戦いへと発展していく。
戦シーズンを制するのは、果たしてどちらか

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