カントリー音楽の女王、ロレッタ・リンが90歳で死去

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アメリカのカントリー・ミュージック界のレジェンド、ロレッタ・リンが10月4日に亡くなった。90歳だった。

◆ロレッタ・リン画像

家族は、「私たちの大切な母、ロレッタ・リンが今朝、10月4日、Hurricane Millsにある牧場の自宅で眠る中、安らかに息を引き取りました」と訃報を伝えた。

60年代初めにデビューし、“カントリーの女王”として長く愛されてきた彼女は、これまでに40枚以上のアルバムを発表し、グラミー賞に18回ノミネートされ3度受賞し、2010年に特別功労賞生涯業績賞が贈られた。アメリカン・ミュージック・アワーズ、カントリー・ミュージックの殿堂、ハリウッドの殿堂、ソングライターの殿堂など数多くの場で栄誉を称えられてきた。

ロレッタを敬愛するジャック・ホワイトは、「今日はなんて悲しい日なんだ。僕らは偉人の一人、ロレッタ・リンを喪った」「何年も前、僕は、彼女のことを20世紀の最も偉大な女性シンガー・ソングライターだと言ったが、いまもそう信じている」「彼女は僕にとって母親のような存在で、時にとてもいい友人でもあった」と、彼女を偲ぶビデオ・メッセージを公開した。

ドリー・パートンは、「私のシスター、友人、ロレッタのことを知りとても残念に思ってる。私たちはナッシュビルにいた時代、姉妹のようだった。彼女は素晴らしい人物、素晴らしい才能の持ち主で、多くのファンがいた。私もその一人だった。心から彼女のことを恋しく思う。私たちみんながそうであるように。安らかに」と追悼の言葉を送っている。







Ako Suzuki
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