【インタビュー】秋奈、『ナナシス』KARAKURIミニアルバム&パシフィコ横浜公演に「夢見ていたことが全部実現」

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■「えいえいおー!」ってしていいんですよ(笑)

── 「Raise One's Voice」はメッセージ性のある曲ですね。

秋奈:この曲は炎上や批評家だらけの世界に対するKARAKURIからのメッセージで、「他人なんて気にする必要ないわ、あなたはあなただよ」っていう曲なんです。だからサビも“荒らげよ 反抗の宣誓を”から始まるんですけど、そこがカッコいい~!って思って。この曲はいろんな人の背中を押してくれる曲だと感じました。考えてみたら、KARAKURIって、誰かの背中を押すような歌詞の曲ってなかったんですよね。AメロBメロがおとなしめで、嵐の前の静けさ、みたいな感じもいいですよね!そこからサビの“荒らげよ!”ですから、ライブで盛り上がる楽曲だなって思いました。

── 続く「Bluenote Theory」は、先程のKARAKURIの境遇に通じる曲ですね。

秋奈:この曲で新鮮だったのは囁くラップです。囁くように歌うのが初めてだったのでドキドキしました。曲調もとてもおしゃれなんです! でも、そこに少し闇っぽさを感じていたんですね。そしたら作曲のNika Lenzさんが、「ブルーノートというのは不思議な雰囲気を漂わせる音階のこと」だと言っていて、だからこのトラックなんだ!と思いました。青いノートじゃなかったですね(笑)。この曲は、自分たちが「金のなる木」として扱われていることをわかった上で歌っているというテーマがあるんです。曲調は、そのテーマともぴったりだし、歌詞も“輝く現実を奪われたまま”など、KARAKURIの色んな想いが感じとれるんですよね。聴けば聴くほど「Bluenote Theory」の世界に引き込まれていくので、皆さまにもたくさん聴いてほしいです。





── そして最後に「Mirai Konzert」が来て、KARAKURIに新たな世界が開けて、その先の未来が広がっていくという流れが素敵ですよね。そして10月23日にパシフィコ横浜で<KARAKURI 1st Live Re:SONANCE>が開催されます。

秋奈:本当にドキドキしているし、緊張もしているんですけど、2人は私にとってとっても大切な存在なので、声優として<Re:SONANCE>というステージに立たせていただくことは光栄なことで、とてもワクワクしています。KARAKURIは私にとって希望で憧れで、決して手の届く存在ではないけど、2人の背中だけは見失いたくないんです。だから、KARAKURIの魅力を声優として精一杯引き出せるように、そして、皆さまに楽しかったと思って帰ってもらえるように、レッスンもライブも頑張ります。あと、KARAKURIのライブだけど「えいえいおー!」ってしていいんですよ(笑)。



取材・文:塚越淳一
撮影:野村雄治

  ◆  ◆  ◆

1st Mini Album『Re:SONANCE』


2022年9月27日(火)発売
■初回限定盤
封入特典 / ジャケットアクリルスタンド
DN-152338 / ¥3,630円(税込)

■通常盤
DN-152339 / ¥2,640円(税込)

【収録内容】
01.Re:SONANCE
02.Zenith
03.Binocular Vision
04.Synergistic White
05.Raise One's Voice
06.Bluenote Theory
07.Mirai Konzert

Mini Album『Re:SONANCE』特設サイト:https://t7s.jp/release/cd/t7s_57/index.html

<KARAKURI 1st Live Re:SONANCE>

日時:2022年10月23日(日) 開場17:00/開演18:00
会場:パシフィコ横浜 国立大ホール
出演者:秋奈(空栗ヒトハ / フタバ役)

<チケット>
料金:全席指定 ¥7,700(税込)/オンラインチケット ¥4,400(税込)
一般販売:申込受付期間 10月8日(土)12:00から
オンラインチケット:申込受付期間 10月8日(土)12:00から

主催・企画:DONUTS
運営:キョードー東京
制作:FIREWORKS

<お問い合わせ>
●チケットに関するお問い合わせ
ローソンチケット問い合わせ窓口:https://l-tike.com/contact/
●公演に関するお問い合わせ
インフォメーションデスク:https://www.kyodotokyo.com/index.do

注意事項:未就学児入場不可

<KARAKURI 1st Live Re:SONANCE>特設サイト:https://t7s.jp/live/karakuri1stlive/
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