ジューダス・プリースト、バンド長命の秘訣は「ユーモアのセンスと友達であること」

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Photo by Justin Borucki

ジューダス・プリーストは現在、50周年を祝っている最中だが、イアン・ヒル(B)は、バンドがここまで長く続けてこられたのは「ユーモアのセンスと友情」のおかげだと考えているそうだ。

◆ジューダス・プリースト画像

彼は『VWMusic』のインタビューでバンドの長命の秘訣を問われると、こう答えた。「そうだな、多分、俺らのユーモアのセンスと、俺らは友達として始まり、いまでも友達でいるからだな。それが、このバンドの行動スタイルでもある。どれだけ強いか、どれだけ俺らの関係が良好か、どうやって動かしていくか、その全てが大きな違いをもたらしている。もちろん、ギタリストやドラマー、ヴォーカリストも変わってきた。でも、俺らは常に、このバンドに加わるのが誰であれ、上手くやって行こうって決めてきた。それって重要なことだ。メンバーの間に反感が生じたら、遅かれ早かれ、長続きはしない。だから、俺らは誰とでも友達になり、その人物をそのまま受け入れる。それが一緒にい続けることの秘訣だと俺は思ってる。そうすれば、お互いの神経を逆なですることはあまりないと思うよ(笑)。プリーストはそれで上手く行ってる。上手く行かなくなるまでそうし続けるよ」

ヒルはまた、このインタビューで、制作中のニュー・アルバムについて「(最新作の)『Firepower』より複雑になるだろう」と話している。「アルバムを計画中だ。完成まで、そう遠くはない。来年になるのか再来年になるのかはわからないが。2023年は多分、まだツアーがあるだろうから」「サウンドに関して言えば、『Firepower』よりもうちょっと入り組んでいて、多分、もっと複雑だ」

ギタリストのリッチー・フォークナーは最近、新作に関して「ドラムは終わった。ギターとベースもね。次はヴォーカルがメインだ。でも、北米ツアーがあるから、ロブ(・ハルフォード)は声を温存しなくてはならない。ツアー前は控えめにしないと。だから、多分その後になるね。北米の後、南米があり、12月に終わる。多分、ヴォーカル(のレコーディング)を始められるのは来年になるだろう」と話していた。

8月初めにヨーロッパ・ツアーを終えたジューダス・プリーストは、10月13日から北米ツアーを開催する。



Ako Suzuki
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