「ELECTRIC BIRD」からジャズ/フュージョン名作第1弾・25タイトルがサブスク・DL・ハイレゾ配信

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キングレコードのジャズ/フュージョン レーベル『Electric Bird (エレクトリック・バード)』が、膨大なカタログから多数タイトルをサブスク(全世界)、ダウンロード配信、ハイレゾ配信する。このたび第1弾25タイトルのラインナップおよび配信解禁日が発表された。

70年代後半より、“世界に通用するフュージョン・レーベルを!”を掲げ日本のジャズ/フュージョン創世記を牽引してきた『Electric Bird (エレクトリック・バード)』 。当時、担当プロデューサーの采配により、日本主導で日本、そしてニューヨークの著名かつ魅力的なアーティストを次々と輩出してきた。

錚々たる面々から、第1弾25タイトルは10月26日(水) に配信スタートを迎える。第2弾タイトルほか詳細は今後順次発表。


川島重行 (エレクトリック・バード・プロデューサー【1977年~1989年】)寄稿文より

東芝からキングレコードに移った”ブルーノート”レーベルの編成に追われていた1977年のある日、私は当時のキングレコードの社長、町尻氏に呼ばれ、次のような話を受けた。『実は、今ニューヨークで活躍しているギタリスト、増尾好秋から、あるオファーを受けている。彼は現在NYの一流ミュージシャンと共にジャズ/フュージョンのアルバムを制作中である。完成時にはぜひキングから発売してほしいとの事。キングはいずれ世界に通じる作品創りを目指すつもりだった。増尾の作品をきっかけに、レーベルを新設し、出来れば世界でも発売出来るようにしたい。そこで君に増尾の作品を一緒に完成させて、その後優秀な日本人のアーティストを発掘して世界のフュージョン・レーベルにしていって欲しい。レーベル名は、フュージョン・サウンドはエレキ楽器が多いのと、世界に羽ばたく、という意味で “エレクトリック・バード(EB)”にしたい』という話(というより辞令)であった。あまりにも突然の社長からの申し出に、そんな大役が私に果たせるのか、という不安と同時に、あこがれの制作が出来るという期待感が入り混じった。

私はそれまでに、“20世紀レコード”、“コンテンポラリー” “CTI ” 、“ブルーノート”などの編成業務を5年間担当しており、多くの評論家の先生方、専門誌や新聞社そして放送局の皆様に応援していただいていたし、制作を始めるにあたって、そういった方々のお助けを受ければ何とか頑張っていけるか、とポジティブな考えを持つことにした。しかし、そういった方々を納得させる作品を作っていかなければならない。

かくして1977年11月、増尾の『セイリング・ワンダー』を無事完成させ、翌78年、エレクトリックバード・レーベルの記念すべき第一弾として発売することになった。
幸運にも大ヒットとなり幸先の良いスタートがとれたのである。難しいのは第二弾である。これが失敗するとレーベル継続が困難になってくる(第三弾も同様だが)。

そこで、当時まだ大学生であった、本多俊之に目を付けた。私はジャズの編成をやっていた時、ジャズのベーシストであり、評論家であった本多俊夫先生によくアルバムの解説書を依頼し、度々先生のお宅にお邪魔していた。その都度、奥の部屋から見事な音色、フレーズのアルト・サックス、フルート、ソプラノ・サックスの練習の音を耳にして感心していた。
私は迷わず俊之を EB の第二弾としてデビューさせようと決断した。一作目の増尾の作品は錚々たるNYのミュージシャンを使っていたので、それに負けじと日本に来日していたCTIで話題となった”シーウィンド”と共演させることにした。アレンジは日本のボブ・ジェームスとよばれた上田力氏にお願いした。この俊之の初リーダー作『バーニング・ウェイヴ』もベストセラーとなり、次の第三弾への運びとなった。この三作目が私とデビッド・マシューズとの運命的な出会いになろうとは当時思ってもいなかった。

EB 三作目は,当時、渡辺貞夫のピアニストとして活躍していた、益田幹夫に決定。彼はルックスの良さとメローな音色が評判で”ピアノの貴公子”と呼ばれていた。
そしてニューヨーク録音となったが、益田の甘い音色と爽快感を生かすには3リズム(プラス・パーカッション)にストリングスを入れたいと思い、そこでデビッド・マシューズにアレンジをお願いしたのだ。
私はCTI担当時、ハンク・クロフォードやジョージ・ベンソンなどの作品での彼の斬新でファンキー且つ躍動感溢れるアレンジに感銘を受けており、迷わず彼を指名した。『コラソン』というタイトルになったこの第三弾もお蔭で大ヒットとなった。この作品の録音後、私はマシューズ宅に招待され、私が持参した日本酒を飲みながら長々と音楽談義に至り、飲むほどに語り合うほどに我々の音楽制作目的が一致し(簡単なことだが”楽しくて、聞き手に元気を与える音楽創り”)、これから EB に、ニューヨークのアーティスト作品も加えて行こう、という結論に達したのである。このNYシリーズが後に EB の評価を一段と高める結果となったのだ。

もちろん日本人アーティストの作品創りは続いて行く。益田の次は、"四人囃子”で多くのファンを集めていた天才ギタリスト、森園勝敏が続き、クールで理知的なサウンドと、抜群のギター・テクニック満載の作品に話題が集まった。そして次に登場したのが、ニューヨークで高い評価を得ていたトランペッター、大野俊三である。彼は当時、ギル・エバンス&ザ・マンデイ・ナイト・オーケストラの花形トランペッターとしてルー・ソロフと共にオーケストラの重要メンバーであった。ブリリアントで流れるような抜群のフィーリングを持ったアドリブには定評があった。
一方、マシューズとの共同作品となるニューヨーク編も1979年からスタートし、第一弾『デジタル・ラヴ』を発売し話題となった。その後、マシューズの人脈を生かし、ゴージャスな大作を作り続けることとなる。

数多くの作品に参加してくれたミュージシャンは今としては信じられないほどの大物ばかり。しかもレコード会社の専属の垣根を越えて、ほとんどアルバムの全曲でプレイしてくれた。その参加してくれた大物の名を挙げると、アール・クルー、グローヴァ―・ワシントン Jr.、 デビッド・サンボーン、マイケル・ブレッカー、ランディ・ブレッカー、スティーヴ・ガッド、マーカス・ミラー、ウィル・リー、アンソニー・ジャクソン、リチャード・ティー、ジョン・トロペイ、エリック・ゲイルなどなどである。今回の“エレクトリック・バード“52タイトルの各アルバムで彼らの絶頂期のプレイが堪能できるので、どうか楽しんでいただきたい。

エレクトリック・バード・プロデューサー(1977年~1989年)
Sep. 2022 川島重行
※2014年時に川島氏執筆の寄稿文をご本人の許可のもと、アレンジ、転載いたしております。

サブスクリプション型音楽配信サービス&ダウンロード配信概要

2022年10月26日(水) 配信開始
サブスク対象サービスはApple Music、Spotify、LINE MUSIC、YouTube Music、AWAなど。ダウンロードサービスはiTunes,レコチョク、mora、amazonデジタルミュージックをはじめとする各ダウンロードストア。海外でも配信 。

※【注意】ハイレゾ配信解禁は
『サマー』 デビッド・ベノワ
1タイトルのみ、他タイトルはすでにハイレゾ配信中です。

第1弾アルバム25タイトルリスト

■『デジタル・ラヴ』
デビッド・マシューズ&エレクトリック・バーズ
MJQ の名アレンジャー、デビッド・マシューズのElectric Bird からの記念すべき第一作目

録音: 1979年5月30日~7月24日 Electric Lady Studio N.Y.C
(オリジナル発売: 1979年)
<パーソネル> デビッド・マシューズ(el.p) / マイク・マイニエリ(vib) / マイケル・ブレッカー(ts) / 大野俊三(tp)/ ランディー・ブレッカー(tp, flh) / ジョン・ファディス(tp) / 益田幹夫(el.p)/ ハイラム・ブロック(el.g) / クリフ・カーター(el.p, ac.p, mini moog, oberheim, Vo)/ アンディ・ニューマーク(ds) / マーク・イーガン(el.b) / ロニー・キューバー(bs)/ サミー・フィガロア(perc) / フランク・フロイド(back vo)/ イヴォンヌ・ルイス(back vo)/ ユランダ・マッカラフ(back vo)

■『コズミック・シティ』
デビッド・マシューズ&エレクトリック・バーズ
名アレンジャー、マシューズのファンキーでゴージャスな名作
録音: 1980年1月31日~2月17日 A&R Studio
(オリジナル発売: 1980年)
<パーソネル>デビッド・マシューズ(el.p)/ デビッド・サンボーン(as) / マイク・マイニエリ(vib) / ジェフ・ミロノフ(el.g, ac.g) / クリフ・カーター(key, synth, Vo)/ マーク・イーガン(el.b)/ アラン・シュワルツバーグ(ds)/ サミー・フィガロア(perc)/ フランク・フロイド(back vo)/ ザック・サンダース(back vo)/ バビ・フロイド(back vo)

■『グランド・クロス』
グランド・クロス
NY フュージョンの心意気を今に伝えるオールスター・アルバム。デビッド・マシューズ・プレゼンツ
録音: 1981年8月19日~10月29日 A&R Studio N.Y.C、ROOM 335 L.A
(オリジナル発売: 1981年)
<パーソネル>デビッド・マシューズ(el.p, arr, cond, prod)/ デビッド・サンボーン(as)/ マイケル・ブレッカー(ts)/ ランディ・ブレッカー(tp, flh)/ ラリー・カールトン(el.g)/ ジョン・トロペイ(el.g)/ クリフ・カーター(el.p, mini
moog, clav prophet 5, vo)/ マーカス・ミラー(el.b) / スティーヴ・ガッド(ds)/ サミー・フィガロア(perc)/ フランク・フロイド(back vo)/ ユランダ・マッカラフ back vo)/ イヴォンヌ・ルイス(back vo)

■『グランド・コネクション』
デビッド・マシューズ・オーケストラ ウィズ・グローヴァー・ワシントン Jr. & アール・クルー
フュージョン界の人気プレイヤー2人を配したゴージャスな傑作!
録音: 1982年12月1日、15日 A&R Studio N.Y.C
(オリジナル発売: 1983年)
<パーソネル>デビッド・マシューズ(el.p, ac.p)/ ジョージ・ヤング(as, fl)/ グローヴァー・ワシントン Jr.(ts, ss)/ ジェリー・ナイウッド(ts, fl)/ ロジャー・ローゼンバーグ(bs, fl)/ ジョー・シュプリー(tp,flh)/ ジョン・ガッチェル(tp, flh)/ サム・バーティス(tb)/ フレッド・グリフィン(frh)/ トニー・プライス(tu)/ アール・クルー(ac.g)/ ポール・メツキ(el.g)/ ジョージ・ワディ二アス(el.g)/ マーク・イーガン(el.b)/ ジミー・マディソン(ds)/ デビッド・チャールズ(perc)

■『新アランフエス協奏曲 』
ジム・ホール&デビッド・マシューズ・オーケストラ
ジム・ホールの歴史的名演を、新アレンジで再現した画期的作品
録音:A&R Studio, N.Y.,18, 1981
(オリジナル発売: 1981年)
<パーソネル> ジム・ホール(g)/ デビッド・マシューズ(el.p)/ トム・ハレル(tp)/ ジョー・シェプリー(tp)/ サム・バーティス(tb)/ トニー・プライス(tu)/ フレッド・グリフィン(frh)/ デビッド・トファニ(fl, a.fl, ss, picc)/ ジェリー・ニーウッド(ts, fl)/ ロニー・キューバー(bs, b.cl)/ ポール・メツキ(el.g)/ マーク・イーガン(el.b)/ ジミー・マディソン(ds)/ デビッド・チャールス(perc)

■『ガッドアバウト』
スティーヴ・ガッド
ドラムの神様が、盟友たちと繰り広げる極上のグルーヴミュージック
録音:A&R Studio, N.Y., July, 1984
WAREHOUSE Recording Studio, N.Y., Aug, 1984
(オリジナル発売: 1984年)
<パーソネル> スティーヴ・ガッド(ds, vo)/ リチャード・ティー(el.p, ac.p, DX7)/ ジェフ・ミロノフ(el.g)/ ニール・ジェイソン(el.b)/ ジョージ・ヤング(ts, ss)/ ルー・ソロフ(tp)/ ロニー・キューバー(bs)

■『ホワイ・ノット』
ミシェール・カミロ
ジャズ・ピアノ界に革命を起こしたミシェール・カミロの記念すべき初リーダー・アルバム
録音: Clinton Studio, N.Y., Feb. 25, 26 & 27, 1985
(オリジナル発売: 1985年)
<パーソネル> ミシェール・カミロ(p)/ ルー・ソロフ(tp)/ クリス・ハンター(as, ts)/ アンソニー・ジャクソン(b)/
デイヴ・ウェックル(ds)/ サミー・フィガロア(perc)/ グアリオネス・アキーノ(perc)

■『ライブ・アット・スイート・ベイジル』
ギル・エバンス&ザ・マンデイ・ナイト・オーケストラ
ギル・エバンス&ザ・マンデイ・ナイト・オーケストラの“スイート・ベイジル”における歴史的ライブ名演集
録音: live at Sweet Basil, N.Y., Aug. 20 & 27, 1984
(オリジナル発売: 1985年)
<パーソネル> ギル・エバンス(ac.p, el.p)/ ルー・ソロフ(tp)/ ハンニバル・マービン・ピーターソン(tp)/ 大野俊三(tp)/ マイルス・エバンス(tp)/ トム・マローン(tb)/ ハワード・ジョンソン(tu, bs, b.cl)/ クリス・ハンター(as) / ジョージ・アダムス(ts)/ ハイラム・ブロック(g)/ ピート・レヴィン(syn)/ マーク・イーガン(b)/ アダム・ナスバウム(ds)/ ミノ・シネル(perc)
※当作品は、CD2枚組商品の収録内容を、一部再編集した内容となります。

■『スーパー・ファンキー・サックス』
スーパー・ファンキー・サックス
サンボーン、ブレッカー、キューバ―による奇跡のサックス・セッション
録音: 1980年5月 Electric Lady Studio N.Y.C
(オリジナル発売: 1980年)
<パーソネル> デビッド・サンボーン(as)/ マイケル・ブレッカー(ts) / ロニー・キューバー(bs)/ デビッド・スピノザ(el.g)/ ドン・グロルニック(el.p)/ クリフ・カーター(syn)/ ニール・ジェイソン(el.b)/ アンディ・ニューマーク(ds)/ サミー・フィガロア(perc)

■『ニューヨーク・ライナー』
ニューヨーク・ライナー
NY のギター・ヒーロー3 人による極上のフュージョン・アンサンブル
録音: 1981年5月6日 A&R Studio N.Y.C
(オリジナル発売: 1981年)
<パーソネル> デビッド・マシューズ(prod, arr, cond)/ エリック・ゲイル(el.g, ac.g)/ ジョン・トロペイ(el.g, ac.g)/ デビッド・スピノザ(el.g, ac.g)/ ポール・シェイファー(key)/ ニール・ジェイソン(el.b)/ アラン・シュワルツバーグ(ds)/ デビッド・チャールズ(perc)

■『セイリング・ワンダー』
増尾好秋
ニューヨーク在住のトップギタリスト、増尾好秋がリチャード・ティー、エリック・ゲイル、スティーヴ・ガッドなど“スタッフ”の主力メンバーやデイヴ・グルーシンらとセッションをしたエレクトリック・バード第一弾作品。
録音: 6.25ー11.15 1977, at Electric Lady Studio, N.Y.C
(オリジナル発売: 1978年)
<パーソネル> 増尾好秋(el.g,ac.g,syn,他) / エリック・ゲイル(el.g) /デイヴ・グルーシン(syn) / リチャード・ティー(p,org,clav) / T.M.スティーヴンス(el.b) / スティーヴ・ガッド(ds) / 他

■『サンシャイン・アヴェニュー』
増尾好秋
強力なリズム・セクションに乗ってメロディアスなギター・ワークが冴える。
録音: Electric Lady Studio, N.Y.,1979
(オリジナル発売: 1979年)
<パーソネル> 増尾好秋(el.g, ac.g, solina,perc) / ヴィクター・ブルース・ガッジ―(ac.p,el.p,clavinet,vo) /
T.M.スティーヴンス(el.b,piccolo bass) / ロビー・ゴンザレス (ds) / パポ・コンガ・プエルト(congas) / ホルヒ・ダルト(ac.p) / 他

■『グッド・モーニング』
増尾好秋
ヴィクター・ブルース・ガッジー、T.M.スティーヴンス、ロビー・ゴンザレスをメンバーに、グループの一体感が生み出すサウンドはまさにN.Y.の息吹を伝える。
録音: Electric Lady Studio, N.Y.,Sep.1979
(オリジナル発売: 1979年)
<パーソネル> 増尾好秋(ac.g,el.g,vo,他) / 増尾元章(ac.g,el.g,syn) / ヴィクター・ブルース・ガッジー(ac.p,el.p) / T.M.スティーヴンス(el.b,piccolo bass) / ロビー・ゴンザレス(ds,congas) / シャーリー増尾(perc) / 他

■『マスオ・ライヴ』
増尾好秋
フュージョン・ギタリストとして非常に勢いのあった時期にライヴ録音され、ハードなドライヴ感が炸裂した名盤。
録音:1980年2月9日 東京厚生年金会館にてライヴ録音
(オリジナル発売: 1980年)
<パーソネル> 増尾好秋(el.g) / 増尾元章(el.g) / ヴィクター・ブルース・ガッジー(key) / T.M.スティーヴンス(el.b) / ロビー・ゴンザレス(ds) / シャーリー(perc)

■『ソング・イズ・ユー・アンド・ミー』
増尾好秋
エレクトリック・バード・レーベルの増尾作品中、ストリングスとホーンが絡む最も華やかなアルバム。
録音:Electric Lady Studio, N.Y. & King Records Studio, Japan Sep.& Oct. 1980
(オリジナル発売: 1980年)
<パーソネル> 増尾好秋(el.& ac.g,ac.p,他)/ 横倉裕(el.p,他) / ヤン・ハマー(el.p,他) / マイケル・ブレッカー(ts) / ランディ・ブレッカー(tp,flh) / T.M.スティーヴンス(el.b,perc) / バディ・ウィリアムズ(ds) / N.Y.ストリングス・セクション / 他

■『ミノル・ランド』
向谷 実
カシオペアのキーボード・プレイヤー、向谷 実の初ソロ・アルバム。キーボードの可能性を広げたワン・マンによる多重レコーディング
録音: Jive Studio 1985
(オリジナル発売: 1985年)
向谷 実 (YAMAHA KX-88,DX-7,TX-816×2,RX-11,QX-1,GRAND PIANO / ROLAND TR-707,SBX-80 / KORG SUPER PERCUSSION / EMULATOR Ⅱ)

■『スピード・デモン』
デビッド・マシューズ&ファースト・コール
名アレンジャーが展開する、ゴージャスでファンキーな傑作
録音:Giant Sound Studio, N.Y., July 3, 1985
(オリジナル発売: 1985年)
<パーソネル> デビッド・マシューズ(p, syn) / ルー・ソロフ(tp)/ ジョージ・ヤング(ts)/ ロニー・キューバー(bs)/ ジョージ・ワディニアス(g)/ リチャード・ティー(el.p)/ クリフ・カーター(syn)/ マーク・イーガン(b) / デイヴ・ウェックル(ds)/ サミー・フィガロア(perc)

■『デルタ・レディ』
アール・クルー&デビッド・マシューズ・オーケストラ
ナイロン弦ギターと色彩感あふれるフュージョン・サウンドのランデヴー!
録音: 1980年6月24日~26日 Electric Lady Studio N.Y.C
(オリジナル発売: 1980年)
<パーソネル> デビッド・マシューズ(el.p, arr, cond)/ アール・クルー(ac.g)/ ジョージ・ヤング(ts, fl)/ デビッド・トファニ(ss, fl)
/ ロニー・キューバー(bs, a.fl)/ サム・バーティス(tb)/ ジョー・シェプリー(tp)/ バート・コリンズ(tp)/ トニー・プライス(tu)/
フレッド・グリフィン(frh)/ ポール・メツキ(el.g)/ ゴーディ・ジョンソン(el.b)/ ジム・マディソン(ds)/ デイヴ・チャールズ(perc)

■『フレンチ・トースト』
フレンチ・トースト
ミシェール・カミロ、デイヴ・ウェックルが参加した幻の名グループ唯一の作品
録音: 1984年4月7日、8日、9日 スカイライン・スタジオ N.Y.C
(オリジナル発売: 1984年)
<パーソネル> ピーター・ゴードン(frh)/ ルー・ソロフ(tp)/ ジェリー・ダジオン(as)/ ミシェール・カミロ(p)/ アンソニー・ジャクソン(b)/ デイヴ・ウェックル(ds) / サミー・フィガロア(perc)/ ゴードン・ゴットリーブ(perc)
[ゲスト] スティーヴ・ガッド(ds)M-3, 4

■『アイス』
フューズ・ワン
フュージョンの幕開けを宣言したプロジェクト、それが『フューズ・ワン』だ!
録音: A&R Studio, N.Y., Apr. 3, 4 & 24, 1984
(オリジナル発売: 1984年)
<パーソネル> トム・ブラウン(tp)/ ジョージ・ヤング(ts)/ ロニー・キューバー(bs)/ ラリー・コリエル(ac.g, el.g)/ ジョン・トロペイ(el.g)/ ジェレミー・ウォール(el.p)/ クリフ・カーター(syn)/ ウィル・リー(el.b)/ スティーヴ・ガッド(ds)/ サミー・フィガロア(perc)/ デビッド・マシューズ(arr, cond)

■『クローサー・トゥ・ザ・ソース』
ディジー・ガレスピー
ジャズ界の巨人、ディジー・ガレスピーが初のフュージョン作品に挑戦
録音: Bear Tracks, New York / A&M Studio, California / Criteria Studio, Miami, Aug. 24, 25, 27 &
30, Sep.1, & 4, 1984
(オリジナル発売: 1985年)
<パーソネル> ディジー・ガレスピー(tp)/ スティービー・ワンダー(harm, syn)/ マーカス・ミラー(b, syn)/ ブランフォード・マルサリス(ts)/ ケニー・カークランド(key)/ バリー・イーストモンド(key)/ ソニー・フォーチュン(as)/ ハイラム・ブロック(g)/ トム・バーニー(b)/ バディ・ウィリアムス(ds)/ トニー・シントロン Jr.(ds)/ ミノ・シネル(perc)/ マーティー・ブレイシー(perc)/ エンジェル・ロジャース(vo)

■『サマー』
デビッド・ベノワ
カリフォルニアが産んだ至高のピアニスト、デビッド・ベノワのメジャー・デビュー作
録音: Ocean Way Recording: Hollywood, California 1985
(オリジナル発売: 1986年)
<パーソネル> デビッド・ベノワ(ac.p, midi ac.p, DX-7, el.p, arr)/ ボブ・フェルドマン(el.b)/ トニー・モラレス(ds)/ サム・ライニー(ss, as, ts)/ グラント・ガイスマン(ac.g, el.g)/ ウォルト・ジョンソン(flh, tp)/ ボビー・ホール(perc)/ ロサンゼルス・モダン・ストリング・オーケストラ / 指揮:デビッド・ベノワ / コンサートマスター:ウィリアム H.ヘンダーソン

■『バド・アンド・バード 』
ギル・エバンス&ザ・マンデイ・ナイト・オーケストラ
グラミー賞を受賞した、ギル・エヴァンス&ザ・マンデイ・ナイト・オーケストラの至高の作品
録音: live at Sweet Basil, N.Y., Dec. 1 & 22, 1986
(オリジナル発売: 1986年)
<パーソネル> ギル・エバンス(p)/ ルー・ソロフ(tp)/ 大野俊三(tp)/ マイルス・エバンス(tp)/
デイブ・バージェロン(tb)/ デイブ・テイラー(b.tb)/ ジョン・クラーク(frh, hornette)/ クリス・ハンター(as, ss, fl)/ ビル・エバンス(ts, ss, fl)/ ハミエット・ブルーイット(bs, cl, b.cl)/ ピート・レヴィン(syn)/ ギル・ゴールドスタイン(syn)/ ハイラム・ブロック(g)/ マーク・イーガン(b)/ ダニー・ゴットリーブ(ds)/ ジョニー・コールズ(flh)M-2

■『ライブ・アット・スイート・ベイジル VOL.2』
ギル・エバンス&ザ・マンデイ・ナイト・オーケストラ
ギル・エヴァンス&ザ・マンデイ・ナイト・オーケストラの“スイート・ベイジル”におけるライブ録音の VOL.2。
VOL.1 同様の歴史に残る名演ばかり 同様の歴史に残る名演ばかり

録音: live at Sweet Basil, N.Y., Aug.27, 1984
(オリジナル発売: 1985年)
<パーソネル> ギル・エバンス(ac.p, el.p)/ ルー・ソロフ(tp)/ ハンニバル・マービン・ピーターソン(tp)/ 大野俊三(tp)/ マイルス・エバンス(tp)/ ジョージ・アダムス(ts)/ クリス・ハンター(as)/ ハワード・ジョンソン(tu, bs, b.cl)/ トム・マローン(tb)/ ハイラム・ブロック(g)/ ピート・レヴィン(syn)/ マーク・イーガン(b)/ アダム・ナスバウム(ds)/ ミノ・シネル(perc)

■『イン・トリオ 』
ミシェール・カミロ
天才ピアニスト、ミシェール・カミロのエレクトリック・バードにおける第二弾
録音: Clinton Studio, N.Y., June 29 & 30, 1986
(オリジナル発売: 1986年)
<パーソネル> ミシェール・カミロ(p)/ アンソニー・ジャクソン(b)/ デイヴ・ウェックル(ds)2, 4, 5 / ジョエル・ローゼンブラフ(ds)1, 3
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