【コラム】idom、急速にシーンの階段を昇るシンデレラボーイの足跡

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2022年10月6日、Twitterのトレンドを席巻したニューカマーがいる。その日の朝に日本テレビ系『スッキリ』に出演し、名前と歌声を日本全国へ響かせたidom(イドム)だ。これが、テレビでの初めての生歌となった彼。初々しさを垣間見せながらも、堂々と、切実に「GLOW」を歌い上げる姿に、番組の出演者も衝撃を露わにしていた。

そもそも、この「GLOW」は、7月から9月にかけて放送されていたフジテレビ系ドラマ『競争の番人』主題歌。彼の歌声にお茶の間が惹き付けられたのは、これがきっかけだった。そこから「idomって何者!?」という噂が広まっていた中で、満を持しての『スッキリ』での生歌。こんな魅力的なアーティストが歌っていたんだ!と、まさにスッキリした人も多いはず。身長184cmというスタイルからは、抜群のオーラも感じられた。

▲「GLOW」初回生産限定盤

そのオーラには、番組でも紹介されていた、個性的な経歴も影響していると思う。大学でデザインを専攻し、2020年4月からイタリアのデザイン事務所で就職予定だったものの、コロナ禍によって断念。そのことをはじめとした“喪失”がひとつのきっかけとなって、彼を未経験だった音楽活動へとかきたてた。

楽曲を発表するや否や才覚を発揮し、 デビュー前にも関わらず、[ソニー Xperia 1 III]CMタイアップソングとなった「Awake」を皮切りに、3曲がCMタイアップに大抜擢。そして今年8月、遂に「GLOW」でメジャーデビューを果たし、9月には本楽曲を含めて5曲が収録されたEP『GLOW』をリリースした。そんなシンデレラボーイのような躍進を遂げた今も、大学時代から住んでいる岡山県に拠点を置いて、地に足のついた活動をしている。


これをきっかけに「GLOW」を知ったなら、ぜひフルサイズで改めて聴いてみてほしい。《弱いなら 弱いまま もがいてたっていいから ありのままで進め》という、前述したキーワード“喪失”をバネにしていくような、世代を越えて共感を呼ぶであろう歌詞。それは曲調ともシンクロし、ハイトーンボイスと共に気持ちを上向きに連れていき、ゴスペルのように壮大なフィナーレへとたどり着く。まるで“ひとりじゃないよ”と教えてくれるかのように。

さらに、idomの魅力は「GLOW」に集約されるものではない。EPには、軽やかなビートの“i.d.m.”、エッジィな“Savior”、切ない“HELLO”など、様々な雰囲気やジャンルを網羅した楽曲が並んでいる。音楽活動をはじめて2年というピュアな状態だからこそ、凝り固まることなくしなやかな表現を繰り出すことができるのだと思う。




だからこそ、これからの動向も予想できない。生まれ持ってのセンスと、積み重ねてきた経験、味わってきた感情、すべてをオーラとしてまとい、idomは進化し、変化していくはずだから。ライブでも生身の姿を見せ始めたばかり。どうか、目を離さないでほしい。

文◎高橋美穂

EP「GLOW」

発売中

■初回生産限定盤
CD+Blu-ray (SECL-2790~2791) ¥1,800(tax in)
<CD収録曲>
・GLOW
・i.d.m.
・Savior
・HELLO
・GLOW -Instrumental-
<Blu-ray収録内容>
・「GLOW」MUSIC VIDEO
・「GLOW」Behind The Scenes

■通常盤
CD(SECL-2792) ¥1,400(tax in)
<CD収録曲>
・GLOW
・i.d.m.
・Savior
・HELLO
・GLOW -Instrumental-

▲「GLOW」通常盤

ダウンロード・ストリーミング配信:
https://idom.lnk.to/GLOW

CD購入:
https://idom.lnk.to/GLOW_0907

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