【インタビュー】ファンタスティック☆パイセン、突きつけるまほパイセンとモイスチャー成分の高いももパイセンの魅力全開

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■そばにいるお友達を大切にしてほしい

――9月30日にリリースされた「友情的行進」は、TVアニメ『ニンジャラ』のエンディングテーマ。ファンタスティック☆パイセン初のアニメタイアップです。

まほパイセン:最初伝えられたときはドッキリかと思いました。でも現実だと知って、しばらく時が止まったような感覚になりましたね……すごくうれしいです! 特にももパイセンはアニメが大好きで。今もよく観てるよね。

ももパイセン:本当にちっちゃい頃から、めちゃめちゃアニメを観てきていて。アニソンって毎週聴くからすぐ覚えるし、覚えてるからカラオケでもよく歌うんです。そんな歌を歌う立場になれたのが、めっちゃうれしい! 実際にエンディングに流れているのを観ても感動したし、TVの番組表に自分たちの名前が出てるのもものすごくうれしいんです。

まほパイセン:わたしは普段あんまりアニメ観ないんですけど、今回を機に『ニンジャラ』を観て一気に『ニンジャラ』ハマっちゃいました。絵のタッチもすごく可愛くて、エンディングでは自分たちの楽曲に合わせて映像を作っていただけてすごくうれしいです。ガムッチのぬいぐるみを枕元に置いて、毎日一緒に寝てます。かわいい


▲「友情的行進」

――「友情的行進」は友情をテーマに、普段伝えられない感謝の気持ちをストレートに歌った曲ですが、おふたりはこの曲に対してどんな印象を持っていますか?

ももパイセン:明るくて、行進できるテンポ感で、まほパイセンの声にすごく合ってる曲だなと思いました。実際歌っているのを聴いてめっちゃ良いと思ったし。

まほパイセン:確かにすごく歌いやすい! 楽しい雰囲気が伝わるようにリラックスして歌うように心掛けました。《毎日がファンタスティック》という歌詞で終えられるのも、ファンタスティック☆パイセンのメンバーとしてはすごくうれしくて。お子さんたちも覚えやすいんじゃないかなと思います。

ももパイセン:エンディングテーマなので、アニメでは物語を観終えてから聴けるのもいいなと思って。

まほパイセン:確かに! 歌詞の内容がより意味を持って入ってくるよね。

ももパイセン:うんうん。アニメともすごく合ってる歌詞だなあと感じました。わたしはサビの前の《素晴らしい》という大事なところを任せていただいたんですけど、小声だとちょっと暗いイメージになっちゃうので、そこを暗くならないよう素晴らしさを伝えるぞ!という気持ちで歌っています。レコーディングでも両手を広げながら素晴らしさを前面に出して歌いました(笑)。



――おふたりは歌詞にあるような感謝の気持ちをちゃんと素直に伝えられるタイプですか?

まほパイセン:言ってるタイプかも。特にももパイセンとはちゃんと言葉で伝えあうようにしてます。小さいことでも“ありがとう”と伝えるようにしているし。

ももパイセン:それほんと大事だよね。それがあるとないとでは、少しずつ関係が変わってくる(笑)。

まほパイセン:ちゃんと言わないと、ももパイセンからシバかれるので(笑)。

ももパイセン:礼儀には厳しいので(笑)。

――あははは。『ニンジャラ』を観ているキッズや、ファンパイセンの中高生の皆さんにも、友人関係で悩んでいる人も多いと思います。普段から「友情的行進」のように素直に感謝の気持ちを伝えるのは大事ということですね。

ももパイセン:友人関係って会話がなくて関係がこじれることが多いのかなと思って。たとえば“○○ちゃんがこんなこと言ってたよ”みたいな人づての話ってあるじゃないですか。そういうのを間に受けないのも大事ですよね。

まほパイセン:ああ、めっちゃわかる。そういうの気にしちゃってもやもやして、なんかギクシャクしちゃって。

ももパイセン:あと、仲が良かったのにクラス替えとか卒業のタイミングで連絡を取らなくなっちゃうこととかも多いよね?

まほパイセン:そうそう。それってお互いが“向こうから遊びに誘ってくれるだろう”みたいな気持ちがあるからなんだよね。それでそのまま消滅しちゃうみたいのほんと多い。だからずっと大事にしたい友達には、自分からどんどんコンタクト取っていったほうがいいよね。それこそ「友情的行進」みたいに、大切な友達にはちゃんと気持ちを伝えていかないと。

ももパイセン:当たり前のようにそばにいてくれる存在だから、大事なことを伝えるのを忘れちゃったりするんですよね。でも出会いは無限じゃないですからねえ……。

まほパイセン:そうだねえ……。わたしも昔からの友達に“パイセンの動画めっちゃ観てるよ”と言ってくれる友達がいて。いつも気に掛けてくれて応援してくれるのはすごくうれしいし、ありがたいですね。


▲ももパイセン

――おふたりは“友達”とはまた違う関係性だとも思うのですが、1年以上ともに活動してきてより動画でも音源でもお互いの個性の歯車がかみ合っている印象があります。おふたりはいかがですか?

ももパイセン:声が合うようになってきたよね? 馴染むようになった気がする。

まほパイセン:それはすごく感じる。家族みたいな関係性になったからかな? なんでも言い合えるし、遠慮がいらなくなりました。

ももパイセン:そういう日頃の関係性が歌にも出てるのかもね。まほパイセンのこと愛しているんで(笑)。

まほパイセン:あははは! どっちかが大変なときはちゃんと気遣って、分担もスムーズにできるようになったし。あと、表情で何を思ってるのかわかるようになってきた(笑)。

ももパイセン:確かに!(笑) “今日はちょっと機嫌が悪いかなあ~”みたいな(笑)。

まほパイセン:“いま焦ってるな”とか“早く帰りたいと思ってるだろうな”とかもわかる(笑)。


▲まほパイセン

――お互いのこと知れば知るほど付き合い方もわかって、なおさらお互いを好きになっているなんて、まさに歌詞のとおり《友情的行進 素晴らしい》です。

まほパイセン:本当にそうですね。

ももパイセン:あと、まほパイセンが出会った頃より空気が読めるようになったり、話の理解度が高くなったのも大きいです(笑)。

まほパイセン:そうそう! そういう話をこの前していて……この1年でわたしの脳みそも洗練されたのかな?(笑) 人って自分では気付かないうちに、意外と大人になっているのかもしれないですね。ももパイセンももともとせっかちで、てきぱき物事をこなすタイプなんですけどこの1年でより効率的になってるし、のんびり屋なわたしとは違って常にアクティブに動いてる。時間の使い方が上手なのは、わたしにはない長所だなと思っています。

ももパイセン:のんびり進めたほうがうまくいくときもあるし、空気が読めないことが良いほうに転がるときもあるしね(笑)。これからも足りないところを補い合って、助け合っていきたいです!


――では最後に、2022年も残すところ僅かですが、今年中に達成したいことなどはありますか?

ももパイセン:YouTubeの登録者数10万人達成したいです! 銀の盾が欲しい!

まほパイセン:そうだね。YouTubeショートにあるあるネタをアップしているので、よりわたしたちの中身を知ってもらえるロング動画を頑張って上げていきたいです。コラボとか楽しい企画をいっぱいやりたいですね。絶対年内達成します!

ももパイセン:達成できなかったらどうする……?(と言って取材場所の窓から見える川に視線を向ける)

まほパイセン:え!? 川に飛び込めって!? 危ない危ない!!(笑)今後もファンタスティックな活動をしていきます!

取材・文:沖さやこ

リリース情報

「校則あるあるのうた」
2022/08/03発売
FSPS-10001 <配信限定>
(FANTASTIC LABEL)

「友情的行進」
2022/09/30発売
FSPS-10002 <配信限定>
(FANTASTIC LABEL)

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