ヤマハ、ユーザーが自ら組み立て可能なコンパクトかつお手ごろ価格の新防音室を発売

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ヤマハが、ユーザー自身が組み立てられる新たな防音室ブランド『DIY.M(ダイム)』から、主にフルートやクラリネットのプレイヤーを対象とした防音室『SBA05』とオプションの吸音パネル『OWP2A』を2023年1月に発売する。

『DIY.M』は、1989年に発売され改良を重ねつつ30年以上続くロングセラー「AVITECS」で培ったパネル工法の技術を基に、組立工程の簡略化と部材の軽量化を行い、ユーザーによる組み立てを実現した防音室のブランド。『SBA05』は、簡易的な防音室ながらも、フルートやクラリネットの演奏を小音量に抑える遮音性能をもつ。また、必要な性能に合った部材を採用しコストを見直すことで、従来の防音室に比べて購入しやすい価格を実現。さらに、好みで音響空間を調整できるように、別売りの吸音材『OWP2A』も用意した。軽量・コンパクト化を実現した『SBA05』は、ワンルームタイプの部屋や木造住宅の上階など、これまで防音室の設置が難しかった場所にも導入できる。


『SBA05』は9枚のパネルから構成され、ユーザー自身によってパネルが組み立てられる。パネルは合計5つの梱包箱で配送され、組み立て時間の目安は大人2人で約90分程度。組み立てにはプラスドライバーなど工具を使った作業や、踏み台を使った高所での作業が伴うため、配送業者による組み立てサービス(別料金)も準備している。


『SBA05』は、室内の広さが0.5畳というコンパクトさ。簡易防音室ながらも、クラリネットやフルートの音量を31dB(500Hz)減衰。楽器演奏だけでなく、レコーディングやテレワークブース(立ち仕事)としての活用も可能だ。また、専用の吸音材『OWP2A』(別売)を演奏する楽器や演奏スタイルに合わせて配置することで、防音室内を好みの音響空間へカスタマイズできる。


製品情報

品名: ユーザー組立型簡易防音室/吸音材
品番: SBA05/OWP2A
希望小売価格(税込): 379,500円/27,500円
発売時期: 2023年1月/2023年1月
※別途、 配送費や組立サービス費(希望された場合)が必要です。
●主な仕様
外形寸法: W918 × D970 × H2040 mm
内径寸法: W837 × D904 × H1942 mm
総重量: 約80kg
※照明器具は付属しません。 室内の照明は、 付属の通線穴から延長コードを防音室内に設置し、 フロアライト等をご活用ください

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