たむらぱんが音楽担当、世界各国の映画祭で45の賞を獲得したショートムービー『コロナになりました。』期間限定で一般公開

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YouTubeチャンネル「くるみらTV」の映像制作チーム=TEAMカミナリ(監督・増田有美)による第2弾映画『コロナになりました。』 (英題Teal To Orange)を、2022年9月9日より11月6日まで期間限定で YouTube(くるみらTV)にて一般公開している。

◆『コロナになりました。』 関連動画&画像


TEAMカミナリは増田有美をプロデューサーとするYouTubeチャンネル「くるみらTV」の映像制作チーム。2021年より増田が監督となり、映画制作を開始。YouTubeチャンネルのサポーターから集めた資金で映画を制作するという、これまでにない試みに挑戦した。第1作『シェアハウス33クラブ』は、増田と親交のある映画監督の園子温氏の協力のもと「ロサンゼルスIFSフィルムフェスティバル」にて外国語映画の最高位賞「外国語映画賞」を獲得した。



『コロナになりました。』は、増田監督自身が経験したコロナ罹患の経験をもとに、海外から見た日本のコロナの状況を意識して制作した。この作品は2021年、全国に緊急事態宣言が発令された時期に制作を開始、ミニマムな撮影現場、スマホをフル活用して人の接触を最大限に減らした撮影に挑戦し、2022年初頭に完成。増田監督の独創的な世界観は世界各国の映画祭にて高い評価を受け、作品賞、主演女優賞、コロナ部門最優秀賞をはじめ、45の賞を獲得した。

くるみらTVのファイナルファンタジーのゲーム配信や大喜利番組の司会でも活躍する小澤真利奈は『コロナになりました。』で初の映画主演役に抜擢。作品では、増田監督の全面的なサポートのもと、ほぼ独演となる演技に挑戦。世界中の俳優が挑む映画祭「Actors Awards」をはじめ、10つの主演女優賞のタイトルを獲得した。


なお次回作では初の長編映画に挑戦。『コロナになりました。』の世界的な評価もあり、次回作は大ヒット映画『キングダム』を手がける制作会社、株式会社クレデウスと共同で制作。主演にはドラマ「オールドファッションカップケーキ」でも話題の人気俳優・武田航平を起用。現在は映画祭出品期間だが、世界の映画祭にて25の賞を受賞。先駆けてトレイラー映像を公開中だ。

本作『コロナになりました。』の劇中・エンディングテーマの制作を手がけているのは“たむらぱん”。CM音楽やアーティストへの楽曲提供も行うたむらだが、映画音楽の制作はTEAMカミナリの作品が初の試みとなる。また次作『Floating Holidays』も同じくたむらが劇中・エンディングテーマを手がけている。この映画でたむらは、インドの国際映画祭「Black Swan International Film Festival」にて、Best Film Score-Soundtrack(批評家特別賞)を受賞。映画音楽での受賞はたむらのキャリアにとって初となる。


たむらぱん コメント

劇伴制作の際に気にかけていたことは、音楽で喋り過ぎないということでした。映像に対していくらでも近づき、いくらでも突き放せる音楽の感情をどうコントロールできるか不安なところでしたが、取り掛かれば不思議と迷いはなく、気づき、のような役割をイメージしながら作っていたと思います。
さて、この世には様々な決まりごとがありますが、そんな世界を軽やかに渡り歩ける開き直りとささやかな皮肉を込めて『ルール』というエンディング曲を作りました。曲調は最初から監督と決めていました。この話の流れで最後このノリ!?と思われるかもしれませんが、それがまた人間らしいとても良い締めになったと思います(笑)。
映画の中にも見られる如何しようも無い理不尽さは人をいつでも寂しくさせますが、何のために誰のためにルールを守るのか、、、期待しては砕かれ、それでも世界を諦めないためのルルルルです。思うことは色々あっても、ルールはやっぱり優しさだと信じたいですね。皆さんはどうでしょうか。



『コロナになりました。』

英題:Teal To Orange
制作:2022年|ドラマ|35分
パンデミックの東京、日本。 30代女性のヨガインストラクターが コロナに罹患した。 彼女が自宅療養を保健所から言い渡された 13日間のストーリー。
【出演】 小澤真利奈 /関 幸治/山岡竜弘/長田悠幸 /濱田マリ/神楽坂 恵/深見梨加/福田静代/宗像 志保
【監督】増田有美
【脚本】増田有美/渡會恒太
【撮影】ほりた よしか
【編集】渡會恒太
【音響】伊藤大輔
【美術・衣装】谷本茉莉
【メイキング】宗像志保、山田高広
【音楽】たむらぱん
スペシャルサンクス:くるみらサポーター / 園子温
【制作】TEAM カミナリ

◆TEAM カミナリ オフィシャルサイト
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