リック・ルービン、無人島へ持って行く8曲

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名プロデューサー、リック・ルービンが英国BBCラジオ4の番組『Desert Island Discs』にゲスト出演し、彼が“無人島へ持って行きたい曲”の一覧を明かした。

◆リック・ルービン画像

ルービンはザ・ビートルズやラモーンズからクラシック音楽まで8曲を選出。本であれば、心理学者カール・グスタフ・ユングの『赤の書』、ぜいたく品であればタロット・カードを持って行きたいと話した。

ルービンが選んだ8曲は以下のとおり。

   ◆   ◆   ◆

ザ・ビートルズ「Across The Universe」
ヨハン・セバスティアン・バッハ「...And at the Hour of Death」(演奏:ヴィキングル・オラフソン)
ラモーンズ「Rockaway Beach」
LCDサウンドシステム「Us V Them」
ニール・ヤング「I Believe In You」
Thomas de Hartmann「Holy Affirming, Holy Denying, Holy Reconciling」
サイモン&ガーファンクル「The Dangling Conversation」
ロバータ・フラック「The First Time Ever I Saw Your Face」

   ◆   ◆   ◆

スタジオではソファに寝転がっているだけなどと揶揄されることもあるルービンの仕事ぶりだが、彼はこの番組で、その理由をこう説明している。「まあ、僕は技術系じゃないからね。僕の仕事は聴くことだ。目を閉じリラックスした状態ならば、より深く聴くことができる。ある特定のものを求めているときもあるが、大抵は“僕は何を感じるか?”から始まる。聴くときは、何が思い浮かぶか、身体にどんな変化があるかの両面に注目している。身を乗り出したいと思わせるか、面白いわけでもないのに笑いたくなるか、驚くものがあるか、もっと知りたいと思わせるか……。退屈だって思ったら、“これは問題だ”と言う。僕にとって退屈ならば、他の人たちにとっても恐らくそうだろう」

ルービンが出演した『Desert Island Discs』のエピソードは現在、配信サービス「BBC Sounds」で聴くことができる。



Ako Suzuki
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