U2のボノ「次はAC/DCのようなロックンロール・アルバムを作りたい」

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Photo by Kurt Iswarienko

U2のボノは、バンドの新作をAC/DCのようなロックンロール・アルバムにしたいそうだ。彼は、前2作『Songs of Innocence』(2014年)と『Songs of Experience』(2017年)でポップ・チャートと繋がりたいと願ったが、失敗したと考えており、いまは「ポップ・チャートなんてクソくらえ」なロックンロール・ソングを作りたいという。

◆U2画像

ボノは『The New York Times』のインタビューで、こう語った。「前2作でポップ・チャートに繋がりたいって願ったが、失敗した」「ラジオで流れるようなポップ・ソングが欲しかった」「いまは、最高に容赦なく、反抗的で大胆で、ポップ・チャートなんてクソくらえなロックンロール・ソングが作りたい。今週、エッジと話したんだ。“またあの電話か?”って言うから、“何の電話だ?”って訊いたら、“ビッグでF**k-offなロックソングを作るってやつ?”って。僕は“ああ、それが僕らの仕事だ!”って答えたんだよ」

「誰が僕らのF**k-offロックンロール・アルバムを作ることになるか、わからない。AC/DCが欲しいくらいだ。(AC/DCやデフ・レパードの作品を手掛けた)マット・ランジがいい。あのアプローチ、規律、ソングライティングの規則、それが僕らの欲しいものだ」

彼らは2009年に発表した『No Line on the Horizon』の続編的新作をほぼ完成させているが、ボノは「ノイジーで強硬で法外なギター・アルバム」を先にリリースしたいと考えているそうだ。



Ako Suzuki
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