カール・パーマー、新ツアーでキース・エマーソン、グレッグ・レイクと6曲“共演”へ

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カール・パーマーは11〜12月に北米で開催する<WELCOME BACK MY FRIENDS- THE RETURN OF EMERSON LAKE & PALMER>ツアーで、パンデミックを経て2年遅れでエマーソン・レイク・アンド・パーマーの結成50周年を祝い、キース・エマーソンとグレッグ・レイクの過去のライヴ映像/サウンドと自身の生演奏を融合させELPを蘇らせるが、この方法で6曲をプレイする予定だという。

◆エマーソン・レイク・アンド・パーマー画像

エマーソン・レイク・アンド・パーマー唯一の存命メンバーであるパーマーは、この“共演”について「ホログラムは僕には合わなかった。ちょっと不気味に感じた。しっくりこなかった」と言い、その代わりに、1992年にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催した公演で撮った映像を使うことにしたと『Ultimate Classic Rock』に語った。

「5台のカメラで撮影したんだ。音楽は個別で録音した。だから、それぞれのテープがあって、素晴らしいんだ。この公演はDVDでリリースしたが、その次の週だったか、レーベルが在庫を切らし、そのままになっていた。映像が凄くいいから、これが最適な方法だと思った。キース・エマーソンの格好をした俳優じゃない。キース・エマーソンが実際にキーボードをプレイしているんだ。グレッグ・レイクもそうだ」「映像の中の彼らを見て、ああ、感傷的になったよ」

「Lucky Man」「From The Beginning」「Knife-Edge」「Paper Blood」を含む6曲をパフォーマンス予定だという。公演では、このほかカール・パーマーズ・ELPレガシーの演奏もある。

<WELCOME BACK MY FRIENDS- THE RETURN OF EMERSON LAKE & PALMER>は11月18日にフィラデルフィアで開幕し、12月3日までに全米で10公演が開かれる。その後、世界各地で開催する計画だという。

パーマーは、2023年にはジェフ・ダウンズ、ビリー・シャーウッドらとエイジアのツアーも行う予定。






Ako Suzuki
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