全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフト『Midnights』が7年ぶりの高セールスで1位

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今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、テイラー・スウィフトの10枚目のスタジオ・アルバム『Midnights』が初登場で1位を獲得した。リリースから1週間で157万8,000ユニットを売り上げ、現時点における2022年の最多週間セールスを記録した。初週にこれほどビッグなセールスを上げるのは、アデルが2015年11月にリリースした『25』の348万2,000ユニット以来、約7年ぶりだという。

◆テイラー・スウィフト画像

テイラーにとって、セカンド『Fearless』(2008年)から9枚連続、昨年リリースした再録アルバム2作『Fearless (Taylor's Version)』『Red (Taylor's Version)』(2021年)を含め11作目の全米NO.1アルバムとなった。これで、ザ・ビートルズの19作、ジェイ・Zの14作に次ぎ、ドレイク、ブルース・スプリングスティーン、バーブラ・ストライサンドと並んだ。

先週トップに初登場したリル・ベイビーの『It's Only Me』は2位へ後退。バッド・バニーの『Un Verano Sin Ti』も2位から3位へ1ランク・ダウンし、5月上旬にリリースされて以降初めてトップ2圏内から脱落した。

今週のトップ10にはテイラーの新作ほか、英国のロック・バンド、アークティック・モンキーズの7枚目のスタジオ・アルバム『The Car』が6位、ラッパー、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインの新ミックステープ『Ma' I Got a Family』が7位、ジージーとDJドラマのコラボレーション・アルバム『SNOFALL』が9位に初登場している。

アークティック・モンキーズにとって、『Favourite Worst Nightmare』(2007年 7位)、前々作『AM』(2013年 6位)、前作『Tranquility Base Hotel & Casino』(2018年 8位)に続く4作目の全米トップ10ヒットとなった。



Ako Suzuki
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