BOSS、独創的でパーカッシブなリズムをサウンドに付加するエフェクター「スライサー」を11/9に発売

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BOSSから、ターやキーボードのサウンドに独創的なビートを加えるエフェクター「スライサー」がさらに進化を遂げてコンパクト・ペダルとして、11月19日に発売される。

「スライサー」は、ビートに合わせてサウンドを分割(スライス)することで、リズミカルなサウンドを生み出すエフェクター。2008年に登場した「SL-20」は、個性的なスライス・パターンとダイナミックなサウンド、そして2つのフット・ペダルを備える「ツイン・ペダル」シリーズの直感的な操作感から、多くのプレイヤーから支持を得ている。


今回発売された『SL-2』は、この「SL-20」のコンセプトを受け継ぎ、新たなサウンドを追加し進化を遂げたモデル。コンパクト・タイプの筐体ながらも高い操作性を備え、「ツイン・ペダル」シリーズに匹敵する高い演奏性を実現。また、専用アプリ「BOSS TONE STUDIO(macOS/Windows対応)」の使用により、さらに多くのスライス・パターンの効果を得ることが可能。ステレオ入出力端子も装備しており、ギタリストだけでなく、キーボード・プレイヤー、DJ、ループ・パフォーマーなどのミュージシャンにも使ってほしいエフェクターだ。

『SL-2』は、ブラッシュ・アップされた「ステレオ・スライサー・エンジン」を搭載。シンプルなスライサー・サウンドはもちろん、スライサーと他のエフェクトを組み合わせたユニークな効果も含めて8タイプを搭載。それぞれのタイプに11種類のバリエーションを用意し、計88パターンのバラエティに富んだサウンドを生み出す。また、専用アプリ「BOSS TONE STUDIO(macOS/Windows対応)」の使用により、さらに多くのスライス・パターンをダウンロード可能。お気に入りのパターンを本体に内蔵されたパターンと入れ替えることもできる。


●『SL-2』内蔵のスライス・パターン
SINGLE:スライス・エフェクトを1基使用したリズミカルなパターン
DUAL:スライス・エフェクトを2基使用したリズミカルなパターン
TREMOLO:トラディショナルなトレモロ・エフェクトを組み合わせたパターン
HARMONIC:ピッチシフト・エフェクトを使用し音程変化をともなうリズミカルなパターン
SFX:複数の異なるエフェクトを使用したリズミカルなパターン


『SL-2』の複雑なスライサー・サウンドは、本体のノブで簡単に調節することが可能。「ATTACK」ノブは音の立ち上がりを、「DUTY」ノブは音の長さを調節。アタックが強調されたパーカッシブなサウンドから、緩やかなサウンドまで幅広く対応している。出力レベルは最大12dBまでの増加が可能。また、タップ・テンポ機能によりスライサー・サウンドのスピードを足元でリアルタイムにコントロールすることができる。


さらに、7つのアウトプット・モードを装備。シンプルなステレオ接続をはじめ、エフェクト音とダイレクト音を独立して出力、音の定位をランダム、交互、または左右に交差させて出力することができる。さらに、ステレオ出力ながら、音が前後左右に立体的に移動するなどのトリッキーな効果を得ることも可能だ。


外部機器によるコントロールにも対応。オプションのボス「FSシリーズ」の接続により、リズムを足元でコントロールするタップ・テンポ機能、ペダル・スイッチを踏んでいる間のみエフェクトをかけるモーメンタリー・スイッチ機能が使える。エクスプレッション・ペダル使用時には、『SL-2』のノブをペダルに割り当てて、足元でコントロールすることが可能。また、TRS MIDI端子の装備により、外部MIDI機器とのBPM同期、エフェクトON/OFF、タップ・テンポなどのコントロールも可能だ。



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