ブームタウン・ラッツのギタリスト、ギャリー・ロバーツが死去
アイルランド出身のロック・バンド、ブームタウン・ラッツの創設メンバーの一人、ギタリストのギャリー・ロバーツが亡くなった。72歳だった。
◆ブームタウン・ラッツ画像
バンド・メイトのボブ・ゲルドフ(Vo)、ピート・ブリケット(B)、サイモン・クロー(Dr)は11月9日、「僕らの友人、ギタリストであるギャリー・ロバーツが亡くなった」と、ソーシャルメディアを通じ訃報を伝えた。
「1975年春の澄んだ夜、ダブリン、ダン・レアリーのパブで、ギャリーは、主に彼のサウンド、負担かけ過ぎの彼のアンプから噴き出すノイズの大嵐により偉大なロックンロール・バンドとなるものの創設メンバーとなった」「ファンにとって彼はレジェンドだった。実際その通りだった。俺らにとっては、ラッツとは何者なのかを総括した男、Gazzerだった。僕らは子供のときからギャリーを知っていたから、今夜、彼がおらず途方に暮れている。いい旅を、ギャズ。友よ、全てのことに感謝している」
ロバーツは、ゲルドフ、ブリケット、クローと共にブームタウン・ラッツの7枚のスタジオ・アルバム全てを制作し、「Lookin' After No. 1」「Like Clockwork」「Rat Trap」「I Don't Like Mondays」「Diamond Smiles」「Someone's Looking At You」などのヒットを生み出した。「Rat Trap」と「I Don't Like Mondays」は全英1位を獲得した。
Ako Suzuki