ジューダス・プリーストのマネージャー、リッチー・フォークナーが殿堂入りしなかった理由を説明

ジューダス・プリーストのマネージャー、ジェーン・アンドリュースが、約12年間バンドに在籍しているギタリストのリッチー・フォークナーが「ロックの殿堂」入りの対象とならなかった理由を説明した。
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ジューダス・プリーストは今年、現メンバーのロブ・ハルフォード(Vo)、イアン・ヒル(B)、グレン・ティプトン(G)、スコット・トラヴィス(Dr)に、元メンバーのK.K.ダウニング(G)、レス・ビンクス(Dr)、故デイヴ・ホーランド(Dr)の7人がミュージカル・エクセレンス・アワードを受賞した。
36年間バンドのマネージャーを務めているというアンドリュースは、ギーザー・バトラーの妻で彼のマネージャー、グロリア・バトラーのポッドキャスト『Gabbing with Girlfriends』の最新エピソードにゲスト出演し、「(リッチーを)殿堂入りさせようと努力したのよ。でも、バンドにどれくらい在籍したかだけでなく、代表作、アイコニックなアルバムに関わってきたかなの。彼はそれらを制作していない」と話した。
「(主催者の)何人かに訊いてみたの。“この人物はそんなに長くバンドに在籍していたわけじゃない。リッチーはもっと長くいる”って言ったんだけど、アイコニックなアルバムを制作したかどうかだって言われた。レスは2年間しかバンドにいなかった。リッチーは12年になるわ。でも、レスは代表作の一つ、『Screaming For Vengeance』を制作している(*正確には『Stained Class』と『Killing Machine』)。だから、彼は殿堂入りしたの。理にかなっているわね。彼らは、“ラインナップ・チェンジの激しいバンドはいる。全員は殿堂入りさせられない”って言ってた。説明してもらって、理解できたわ」
フォークナーは、11月5日に開催されたロックの殿堂入り式典でパフォーマンスに参加し、ジューダス・プリーストはギタリスト3人、ドラマー2人の体制で「You've Got Another Thing Comin'」「Breaking The Law」「Living After Midnight」の3曲をメドレーにしてプレイした。
Ako Suzuki
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