不屈のギタリスト、ウィルコ・ジョンソン、死去

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ドクター・フィールドグッドの創設メンバーで、荒々しいステージ・パフォーマンスとマシンガン・ギター・スタイルがパンク・ロックに多大な影響を与えたウィルコ・ジョンソンが、11月21日、亡くなった。75歳だった。

◆ウィルコ・ジョンソン画像

水曜日(23日)、彼のFacebookを通じ、「2022年11月21日、月曜日夜、(英国)ウエストクリフ・オン・シーにある自宅で、睡眠中安らかに息を引き取った」と訃報が伝えられた。

英国エセックス州キャンベイ・アイランドで誕生したジョンソンは、1971年にリー・ブリロー、ジョン・B・スパークスらと、パブロックの代表格となるドクター・フィールグッドを結成。ジョンソンのピックを使わない、シャープなカッティングは、多くのギタリスト、音楽ファンを魅了した。

1977年にドクター・フィールグッドを脱退した後はソリッド・センダーズやザ・ブロックヘッズ、ウィルコ・ジョンソン・バンドなどで活躍し続け、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演するなど俳優活動も行っていた。

2013年に末期のすい臓癌と診断されたが化学療法は拒むと公表し、ラスト・ツアーを開催したが、再検査で神経内分泌腫瘍という進行の遅い癌であることが判明し、腫瘍を取り除く手術を受け、翌年、癌を克服していた。

長年の友人で、2014年にコラボレーション・アルバム『Going Back Home』を発表したザ・フーのロジャー・ダルトリーは「ウィルコは何よりも詩人になりたがっていた。彼を知り、友人でいられた僕はラッキーだった。彼の音楽は生き続けるが、今回は幕が閉じることから逃れられない。だから、マッド・カルー、妥協を知らないキャンベイの吟遊詩人、おやすみだ」と、追悼の言葉を送っている。





Ako Suzuki
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