JHS Pedals、3 Seriesより「OCTAVE REVERB」「HARMONIC TREM」発売

JHS Pedals 3 Seriesは、品質を損なうことなくハイコストパフォーマンスでシンプルな操作性のペダルを実現するためにデザインされたコレクション。
これらは、ミズーリ州カンザスシティにあるJHS Pedalsのファクトリーにおいて高品質なパーツを使用し、品質管理など細部にまでこだわり抜いて生産されている。各ペダルは3つのシンプルなコントロールと1つのトグルスイッチで構成されており、ビギナーからプロプレイヤーまで使用できる幅広いサウンドを提供する。手ごろな価格帯ながら、パフォーマンスにインスピレーションを与え、あなたを新しいサウンドへ導いてくれることだろう。

そんなJHS Pedals 3 Seriesに2機種が追加。1980年代初頭、ブライアン・イーノは“Shimmer”というエフェクトを考案し、U2の『アンフォゲッタブル・ファイアー』(1984年)などの使用で普及していった。このエフェクトは、アンビエント・リバーブとリバーブの減衰におけるオクターブ・エフェクトをミックスしたもの。「OCTAVE REVERB」は、何十年にもわたって使用されてきたこのクラシックなエフェクトにJHSなりのアレンジを加え、ギターでパッドやテクスチャーを作りアンビエントスペースを満たすことができる。トグルスイッチをアップ・ポジションに切り替えるとアッパーオクターブ・サウンド、ダウン・ポジションに切り替えるとローオクターブ・サウンドの効果が得られる。

1960年、レオ・フェンダーはBandmasterとVibrasonicアンプに「ハーモニック・トレモロ」と呼ばれる回路を導入した(ピッチ効果ではなく、ボリューム効果であることが判明したため、後にこれは誤記となった)。アンプの信号を高域と低域に分割して出力を切り替えることで、Uni-Vibeのような夢のような効果を得ることができるのだ。「HARMONIC TREM」は、レオ・フェンダーの革命的なエフェクトをヴィンテージアンプよりもずっと持ち運びやすいパッケージで利用することが可能。トグルスイッチをアップポジションに切り替えると、素晴らしいサウンドのアンプ・トレモロ(信号の増減に伴うトレモロ)、ダウンポジションに切り替えるとハーモニック・トレモロエフェクトを得られる。
JHS Pedals 3 Series
「OCTAVE REVERB」
定価:OPEN(想定売価: 18,700円/税込)
「HARMONIC TREM」
定価:OPEN(想定売価: 18,700円/税込)
Specifications
・入出力端子:インプット、アウトプット
・コントロール:VOLUME、RATE、DEPTH (HARMONIC TREM) / VERB、OCTAVE、DECAY (OCTAVE REVERB)
・スイッチ:TYPE (HARMONIC TREM) / UP/DOWN (OCTAVE REVERB)
・電源:DC9V センターマイナス
◆キョーリツコーポレーション オフィシャルサイト
この記事の関連情報
Darkglass Electronics、2つのファズ回路を搭載した「Duality Fuzz」発売
Spector、Legend Standardシリーズ新商品発売
.strandberg*、鮮烈なブルーが目を引く「Boden Standard NX 6 EX BBL」登場
SpiceNote、Original Series「ES-PP50」にPaisley、Shibainuが登場
JHS Pedals、マディソン・カニンガムのシグネチャーペダル「Artificial Blonde」発売
ISOVOX、ボーカルトラックや音声・ナレーション録りの為の全てを網羅するプラグインソフトウェア「ISOPLUG」
D’Addario、リストリングツール「Pro-Winder」に限定色グレイカラー登場
onetone、タングドラム新製品発売
アナログサウンドのユニークなクオリティをデジタルレコーディングにもたらす「Big Muff Pi Hardware Plugin」登場
