レス・ビンクス「K.K.ダウニングとリッチー・フォークナーは上手くやってた」

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今年、ジューダス・プリーストの一員としてロックの殿堂からミュージカル・エクセレンス・アワードを受賞したレス・ビンクス(Dr)が、今月5日に開催された式典での現旧メンバーたちの交流について語った。

◆レス・ビンクス動画

彼はフィンランドの音楽誌『Chaoszine』のインタビューで、リユニオンした感想を問われると、こう話した。「俺が彼らに会うのは久しぶりだった。バンドを脱退して以来だ。K.K.も2011年に脱退し、彼らとプレイするのはそれ以来だった。両者(ダウニングと現メンバーたち)の関係がこの数年良くなかったのは知っていただろ。だから、あれが実現したのに驚いた人たちは多かった。K.K.がジューダス・プリーストに復帰すると思っていた人は少なかった。俺に関してもそうだ。特にドラマーが2人になるとは思わなかっただろう。俺とリッチー・フォークナーは昔からの友人なんだ。彼がジューダス・プリーストに加入するずっと前に一緒に仕事してた。だから、リッチーにまた会えたのは良かったよ。それに、彼とK.K.は本当に上手くやってた。特にステージではね」

本番の2日前(11月3日)にリハーサルがあったが、ビンクスとダウニングは現メンバーたちとは滞在しているホテルが違い、交流できたのはリハーサルと式典当日のみだったという。「だから、一緒に過ごす時間は多くはなかった。会場で会ったのが大部分だった。リハーサルもそこで行われたしね」

ジューダス・プリーストはパフォーマー部門で殿堂入りしたのではなく、ミュージカル・エクセレンス・アワードの受賞だったため、当初、パフォーマンスする予定はなかったそうだ。「でも、何かが起き、俺らはパフォーマンスすべきだとの決断がなされた。8分という限られたスポットが与えられたんだよ。それで、メドレーをやるのがベストだって決まったんだ」という。

ジューダス・プリーストは、現ラインナップにダウニングとビンクスが加わった7人で「You've Got Another Thing Comin'」「Breaking The Law」「Living After Midnight」の3曲をメドレーにしてプレイした。


Ako Suzuki
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