ロブ・ハルフォード、ドリー・パートンとの共演「感謝感激」

今月初め開催されたロックの殿堂の式典でドリー・パートンと共演したジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードは、その機会に恵まれたことをとても有難く思っているそうだ。パートンの人柄も絶賛している。
◆ロブ・ハルフォード画像
ハルフォードは、殿堂入りしたドリーのパフォーマンスの最後に行われた、彼女のヒット曲「Jolene」での“スーパー・ジャム・セッション”にピンク、ユーリズミックス、デュラン・デュランのサイモン・ル・ボン、シェリル・クロウ、ザック・ブラウン・バンドらと共に参加し、ドリーとマイクを分かち合った。
『San Antonio Current』のインタビューで、その感想を問われたハルフォードはこう話している。「式典の数週間前に、そういう機会があるって知ったんだ。彼女がショウの最後に友人たちをステージに上げ、あの曲をパフォーマンスするって噂が流れてた」「俺はドリー・パートンと1コーラス歌い、世界が熱狂した。いまは有難く思える。最初はよくわからなかったんだ。でも、数日経つと、“ドリーとメタル・ゴッドのアルバムはどこだ?”って言われるようになった」
「ドリーっていうのはちょっと、最近亡くなったエリザベス女王みたいだ。ドリーがその場に現れると、威厳を感じる。オーラがあるんだ。愛と思いやり、慈悲、人間味の輝きを放つ真に美しい人だ。全て本物なんだ。ステージの上と外ではすごく違う人たちがいる。ドリーはそうじゃない。だから、あのチャンスは、俺にとって有難く光栄で感激だった。彼女のことは若いときからテレビで見て知ってた。彼女は英国へ来て、いろんなバラエティ番組に出ていた。それがどうだ。ウエスト・ミッドランズ(州)の公営住宅出身のガキだった俺が、ドリー・パートンの隣に立ってるんだ。彼女はいまやロック・チックだ」
ハルフォードは今年6月、『The Metal Crypt』のインタビューで、ドリーのファンであることを明かし、式典で彼女と写真を撮りたいと話していた。実現したのかどうかは不明だが、「彼女のテーブルに行き、ドリーの後ろで、舌を突き出し、(デビルズ・)ホーンをやる」と意気込んでいた。
Ako Suzuki
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