M・マクダウェル「ミック・ジャガーは『時計じかけのオレンジ』の主役をやりたがっていた」

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スタンリー・キューブリック監督の映画『時計じかけのオレンジ』(1971年)に主演した俳優のマルコム・マクダウェルによると、ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーはその主人公アレックスを演じたがっていたそうだ。

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先週金曜日(11月25日)、トリノ映画祭で開かれたザ・ビートルズとザ・ローリング・ストーンズと映画の関係をテーマにしたトーク・セッションで、マクダウェルはこんな逸話を披露したという。「僕らはかつて、友達だったんだ。ニューヨークでつるんでた。当時、僕らはアンディ・ウォーホルなんかと“In Crowd”だった。ある夜、セントラル・パークの東側にある誰かのアパートにいて、僕ら、窓辺に座り話していたんだ。ジャガーは『時計じかけのオレンジ』のアレックスを演じたがっていた。キューブリックが権利を手に入れる前のことだ。ミック・ジャガーとストーンズがやりたがっていたんだよ! 僕はそれが見たかった!」

マクダウェルはまた、ミックが当時、「50歳になって自分がこれ(音楽)をやってるとこなんて想像できないって話していた」ことや、ジョン・レノンが住んでいたダコタ・ハウスの方を指さし「あそこにはキングが住んでいる」と言ったことがあるなどのエピソードも明かしている。

ミック・ジャガーは『時計じかけのオレンジ』より1年早く、1970年に公開された『Ned Kelly』と『Performance』で俳優デビューした。

Ako Suzuki

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