A.Mochi、素材が一つしかないリミックスシリーズ「One To Infinite」スタート

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海外テクノシーンから重戦車、サブベースマスター、ハード・テクノ・マエストロなどと称されるヘヴィーなサウンドが特徴で、レン・ファキのFigureからのリリースやデイヴ・クラークのWisdom to thewise(Red2)のリミックスで知られる日本人テクノアーティストA.Mochi。

◆A.Mochi 関連音源&画像

そのA.Mochiが自身のレーベルScott Tigerより“素材が一つしかない”リミックスシリーズ「One To Infinite」をスタートさせる。

このリミックスシリーズの特徴は、オリジナル曲の1音、または1フレーズの1つのファイルをリミックス素材として提供するため、オリジナル曲に縛られないリミキサーの個性が発揮されたリミックス集となっている(通常リミックスはドラムやシンセ、歌モノであればボーカルなど原曲のリミックス素材から、リミキサーが選別、加工しオリジナル音源を加えて制作)。

本作には、ドイツの名門Kompaktや、Transmatからのアルバムリリースで知られるHiroshi Watanabe a.k.a Kaitoや、ジャパニーズ・テクノ・レジェンドのひとりDJ Shufflemaster、オランダのAwakenings出演等で知られるRyuji Takeuchi、ロバート・アルマーニのリミックスを自身レーベルからリリースした注目のRawfilaのほか、Lyoma、廣山哲史(RYUKYUDISKO)のソロ名義ORIONBEATS、Hiroyuki Arakawa、Shinichiro Imanari、Reqterdrumer、U:ICHI、Kai、Mai Takemura、Kouki Izumi、TTTTが参加している。

なお、2022年12月1日よりBeatportやSpotify、Apple Music、Amazon Music Unlimitedなどのストリーミングサービス、Bandcampにて発売となる。

■リミキサー コメント『Screen』

DJ Shufflemaster
ステム1本と最小限の音数でも十分にgrooveをメイクできました。

Hiroshi Watanabe
Scissorsオリジナルテイクは究極にシンプルな展開の中で極めて必要な要素だけが存在している凄い曲だな!
が最初の感想で、正直なところこの曲のリミックスなんて、本当は要らないんじゃないか?って思いながら、
作業に入る前、良い意味でリミックスの在り方を改めて考えさせられたことはとても大切なことでした。

Hiroyuki Arakawa
SCISSORSについて、原曲のシンプルな力強いリズムトラックと今回のパーツであるでトロイティッシュなリードシンセがメイン構成のこの曲は単純にリードシンセを自分のトラックに載せるだけでは、リミックスとして味気ないと思いました。なので、コードを変更してポジティブへ、そして主にパーツにフィルターとボリュームをLFO制御して別のリズムをシンセで作り出す手法で、うまく自分なりにポジティブでミニマル感あるリミックスが出来たと思います。
SIGSEGVについて、独特な周波数バランスを持った、キック&ベースでほぼ成立してしまっているくらい完成度の高いリズムトラックに今回のネタであるダースベイダーと名付けられたSEが入っている、シンプルな構成のこの曲は、リミックスにかなり難航しました。殆どオリジナルに近い状態ですが、SEがしっくりくる自分なりの解釈で、ピークタイムなテイストのエネルギッシュなテクノを目指しました。

KAI (PHAN PERSIE, ONEWORD RECORDS)
1音素材のみのリミックスは初めての試みでしたが、精神的には個人というよりユニットでオリジナル楽曲を制作している感じにとても似てました。シンセの音色を大切にしつつ、自分らしいグルーヴや展開がつくれて楽しく制作させていただきました。

Kouki Izumi
「SIGSEGV」は長いワンショットのサウンドに楽曲全体のグルーヴを決める強力な個性があり、「Scissors」のシンセループは一度MIDIにして組み替えても元のグルーヴが残る良い素材で、どちらも普段のRemixよりもやりやすくさえありました!

Lyoma
送られた唯一の素材さえ鳴ってれば何をやっても良いとのことでしたので、かえって気負わず楽しくできました。

Mai Takemura
一音での制作は難しい面もありましたが、ネタモノマッシュアップを作る手法で取り組み、楽しめました。原曲の良さを残しつつ、いかに自分の世界観にするかをテーマに制作しました。今回A.Mochiさんの曲をリミックスさせてもらえて光栄でした。ありがとうございました。

U:ICHI
1素材だったので、ほぼオリジナルとゆーか、自由度が高く自分の色を出しやすかったです。とにかくピアノリフからイメージできる楽想を足していきました。

ORIONBEATS(廣山 哲史)
素材が一つなので一音を大切に一喜一憂しながら一度も迷わず一瞬で一曲リミックスできた事を一応一言お伝えします。

Reqterdrumer
最初は素材を強調して作ろうと思ったのですが、モチさんのアドバイスもあり、いかに「素材を違和感なく馴染ませるか」という所に力を注ぎました。楽しく作業出来ました。ありがとうございます。

Rawfila
与えられた素材が1つしか無かったので、せっかくだからSP-404MKIIで音を切り取り、加工を重ねてキック、スネア、ハット、SFXなど全ての音を作って完成させようと挑戦していましたが、結局シンセ等の音を加えてしまいました。それだけは残念ですが、尊敬するA.Mochiさんのリミックスが出来て光栄です。

Ryuji Takeuchi
今回は元の素材がワンフレーズだけだったので、自作でモチさんが使ってそうな音を用意して自分なりのスタイルに落とし込んでみました。

Shinichiro Imanari
リミックス作業では、元々、原曲素材は余り使わず、リミックスをしますが、リミックス作業の前提で世界観を継承するか?変えるか?を一番最初に考えます。今回はワンフレーズだった事と、印象的的なシンセフレーズだったので、前者が自動選択となり自分の世界観と融合する形でリミックス作業をさせていただきました。個人としては大喜利のようで面白いコンセプトでした。


『One to infinit 1, 2』

2022年12月1日(木)
Scott Tiger
Format: Digital

■TrackList 1:
1. Scissors(Hiroshi Watanabe Model-1 Remix)
2. Scissors(Lyoma Remix)
3. Scissors(DJ Shufflemaster Remix)
4. Scissors(U:ICHI Remix)
5. Scissors(Mai Takemura Remix)
6. Scissors(Hiroyuki Arakawa Remix)
7. Scissors(Kai Remix)
8. Scissors(Kouki Izumi Remix)
9. Scissors(Shinichiro Imanari Remix)
10. Scissors(Reqterdrumer Remix)
11. Scissors(Hiroshi Watanabe Model-2 Remix)

TrackList 2:
1. Sigsegv(Ryuji Takeuchi Remix)
2. Sigsegv(Kouki Izumi Remix)
3. Sigsegv(Hiroyuki Arakawa Remix)
4. Sigsegv(Lyoma Remix)
5. Sigsegv(Reqterdrumer Remix)
6. Sigsegv(Rawfila Remix)
7. Sigsegv(ORIONBEATS Remix)
8. Sigsegv(TTTT Remix)

◆A.Mochi オフィシャルサイト
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