ブライアン・ジョンソン、難聴の苦しみ「残忍な静寂と呼んでいた」

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Photo: Josh Cheuse

AC/DCのフロントマン、ブライアン・ジョンソンが、2016年、聴力を完全に損失するリスクがあるとの医師の忠告に従いツアー活動を停止してから、彼に適した補聴器に出会うまでの期間を「残忍な静寂」と表した。

◆AC/DC画像

英国のBBC6ミュージックの番組『The First Time With...』にゲスト出演し、彼の人生で起きた音楽にまつわる重要な出来事について振り返っていたジョンソンは、音楽活動から離れなければならなかった時期についてこう話した。「車に乗って(音楽が流れても)誰が歌っているのかわからないんだ。何の曲なのかもわからない。ただのノイズだ。最低だ。音楽っぽいノイズだって思うが、キーはわからない。誰が歌っているのかわからない。ポール・マッカートニーなのかミック・ジャガーなのか、区別がつかない。酷いグレー・ゾーンだ。僕は、それを残忍な静寂と呼んでいたと思う。正にその通りなんだ。僕はいつもやるようなことをやってたよ。最高のウイスキーを飲み……全てを忘れようとした。電話には出ず、インタビューにも応じなかった。彼らはハゲワシみたいなものだからね。自分の殻に閉じこもっていたよ」

ジョンソンはツアーから離脱した数ヶ月後、ワイヤレス・インイヤーモニターの発明者で、インナーイヤホンのメーカーAsius Technologiesの代表Stephen Ambroseから連絡をもらい、開発中の新型のインイヤーモニターと出会った。「トンネルの先に光が見えたよ。ずっと先だったけどね。その後、素晴らしいことに、アンガス(・ヤング)から電話があり、“インイヤーは役に立ってるか?”って訊かれたんだ。僕が“凄いよ”って答えたら、“アルバム作りたくないか?”って」

ブライアン・ジョンソンは2018年夏、AC/DCのメンバーとスタジオにいるところが目撃され、バンドは2020年に6年ぶりの新作『POWER UP』をリリースした。



Ako Suzuki
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