ドレスコーズ、＜戀愛遊行＞ツアー終幕。大阪公演が映像商品化

ドレスコーズのライブツアー＜the dresscodes TOUR2022『戀愛遊行』＞が11月30日、神奈川・CLUB CITTA’でツアーファイナルを迎えた。大阪で開催されたセミファイナル公演を収録した映像作品が2023年4月19日にリリースされることも明らかになっている。

◆ドレスコーズ画像

＜the dresscodes TOUR2022『戀愛遊行』＞は、最新アルバム『戀愛大全』のリリースに伴い開催されたワンマンツアーだ。以下、大阪公演のオフィシャルレポートをお届けする。

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元キャバレーという環境を活かし、ステージ上の電光や客席上空に浮かぶ惑星が特徴的な千日前ユニバースでのセミファイナル公演。この日のライブは『戀愛大全』の1曲目に収録された、ギターのエコーサウンドで始まる「ナイトクロールライダー」で幕開け。続けて、最新アルバムより「聖者」、「惡い男」、「ぼくのコリーダ」と疾走感溢れるロックチューンを掻き鳴らし、序盤から観客は大興奮状態に。ステージが暗転し、ロウテンポな「みずいろ」から志磨が音楽監督を手がけた音楽劇『海王星』より「紙の月」に移りかわるメドレー、毛皮のマリーズ初期の名曲「MAYBE」と、ゆっくりとした曲調にユニバースの内装や照明なども相まってムーディな世界へ誘う。

酔いしれる観客を前に、海外のプロムナードをイメージして作られた「ラストナイト」で後半戦をスタートさせると、毛皮のマリーズ時代のライブ定番曲を志磨が初めて歌う「すてきなモリ夫（モリー）」、「エロイーズ」、「Mary Lou」と歌詞に登場人物が出てくる3曲でファンへ愛を語りかけた。ミュージックビデオも公開され話題を呼んでいた「やりすぎた天使」でラストスパートに差し掛かり、映画『溺れるナイフ』主題歌の「コミック・ジェネレイション」では、イントロでステージ上の電光をこの日初めて点灯する演出で、会場のボルテージは最高潮に。ラストは、毛皮のマリーズ時代の楽曲の中でもモスト・ストロング・ザ・ラブソンの「恋をこえろ」を気持ちが溢れんばかりに熱唱し、本編を締め括った。



会場の鳴り止まないアンコールのなか再び登場し、愛のメッセージが詰まったポップスソング「愛のテーマ」を歌い上げる。ロック・ポップス・バラードなど様々な“戀愛”を意識したセットリストで攻めたライブは、イントロの荘厳なギターノイズが印象的な「序曲（冬の朝）」で幕を閉じた。

今後、12月21日には恵比寿The Garden Hallにて毎冬恒例のワンマンライブ＜12月21日のドレスコーズ＞も開催される。チケットは絶賛発売中なので、こちらも合わせてチェックしよう。

photo by 森好弘

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■＜the dresscodes TOUR2022『戀愛遊行』＞2022年11月27日（日）＠大阪・ユニバース セットリスト
01. ナイトクロールライダー
02. 聖者
03. 惡い男
04. みずいろ
05. 紙の月 (音楽劇『海王星』)
06. MAYBE
07. ラストナイト
08. すてきなモリ夫（モリー）
09. エロイーズ
10. Mary Lou
11. やりすぎた天使
12. コミック・ジェネレイション
13. 恋をこえろ

En1. 愛のテーマ
En2. （序曲）冬の朝

〈メンバー〉
志磨遼平：Vo

田代祐也：G
有島コレスケ：B
ビートさとし：Dr
中村圭作：Key

セットリストプレイリスト：https://dress.lnk.to/22setlist

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