フリートウッド・マックのクリスティン・マクヴィーが死去

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フリートウッド・マックのクリスティン・マクヴィーが亡くなった。病院で家族に囲まれる中、安らかに息を引き取ったという。79歳だった。

◆クリスティン・マクヴィー画像

バンドは11月30日、「クリスティン・マクヴィーを喪った悲しみは言葉では言い表せない。彼女は真に唯一無二で、特別で、計り知れないほど才能に溢れていた。彼女はバンドが求める最高のミュージシャンで、人生で求める最高の友人だった。僕らは彼女を人生に迎えられ、本当にラッキーだった。個人としてもグループとしても、僕らはクリスティンをとても大切に思ってきた。僕らが持つ素晴らしい思い出の数々に感謝している。とても寂しくなる」との声明を発表した。

60年代から音楽活動を始めたクリスティンは、ジョン・マクヴィーと結婚し、1970年にフリートウッド・マックに加入。キーボード、ヴォーカルのみならず、曲作りの面でも大きく貢献した。

ロックの殿堂入りした1998年に脱退するも、2014年に復帰し、ファンを喜ばせた。2017年にはリンジー・バッキンガムとのコラボレーション・アルバム『Lindsey Buckingham Christine McVie』をリリースし、全英5位をマークするなど、カンバック後もブランクを感じさせない輝きを見せた。

フリートウッド・マックは2018~2019年に大規模なツアーを開催した後、表立った活動はしておらず、クリスティンは昨年、BBCラジオのインタビューで今後のツアー計画について問われると「答えるのが不可能な質問ね。もしやるとしても、ジョン不在、スティーヴィー不在になるんじゃないかと私は思う。私自身、(ツアーするには)ちょっと年を取り過ぎてるって感じる。特に1年間やっていないとね。そこに戻れるか、わからない」と答えていた。





Ako Suzuki
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