ザ・ストラングラーズのドラマー、ジェット・ブラックが死去

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UKのロック・バンド、ザ・ストラングラーズの創設メンバーの一人、ドラマーのジェット・ブラックが亡くなった。

◆ザ・ストラングラーズ画像

バンドは木曜日(12月8日)、オフィシャル・サイト(Thestranglers.co.uk)を通じ、「ザ・ストラングラーズのドラマー、ジェット・ブラックが84歳で安らかに息を引き取った。ジェット・ブラック(ブライアン・ジョン・ダフィ)は12月6日火曜日、家で安らかに亡くなった」と訃報を伝えた。

50~60年代、セミプロのドラマーとして活動していたブラックは、アイスクリームや酒類販売などのビジネスで成功後、70年代半ばに音楽活動に専念することを決め、ヒュー・コーンウェル(Vo)、ジャン・ジャック・バーネル(B)らとザ・ストラングラーズを結成。1975年にデイヴ・グリーンフィールド(Key)が加わり、バンドは1977年にデビュー・アルバム『Rattus Norvegicus』をリリースし、全英4位を獲得した。

70年代後半から80年代前半にかけ「Peaches」「Something Better Change」「No More Heroes」「Golden Brown」「Strange Little Girl」など数々のヒット曲が誕生。メンバーは「60年代はジャズ・ドラマーだったジェットの演奏スタイルは、ザ・ストラングラーズのユニークなサウンドを形成するのに一役買った」と称えている。

バンドの柱だったジェットだが、2007年からは健康面の問題から公演に参加できなくなることが増え、2015年に事実上、引退した。

ジャン・ジャック・バーネルは「ジェットはようやく、長年の健康問題から解放された。彼は自然の力、インスピレーションだった。彼がいなかったら、ザ・ストラングラーズはなかっただろう。最高に博識な男。多くの大義を持つ反抗者。デイヴによろしく言っといてくれ」と、追悼の言葉を送っている。







バンドは2020年にキーボード・プレイヤーのデイヴ・グリーンフィールドを喪っていた。

Ako Suzuki
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