全英シングル・チャート、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」が1位

クリスマスが近づき、今週の全英シングル・チャートは、マライア・キャリーのクリスマス・ソング「All I Want For Christmas Is You」が先週の8位から上昇し、2年ぶりに首位に輝いた。1994年にリリースされた同曲は、その年、最高2位をマーク。2020年に初めて1位(2週間)を獲得し、今回で非連続3週目となった。
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2位には、アメリカのラッパー/シンガー070 Shakeをフィーチャーしたレイの「Escapism.」が6位から浮上。3位にはワム!のクリスマス・ソング「Last Christmas」(1984年)が先週の9位から再浮上し、2017年から6年連続でトップ3圏内に入った。
先週まで6週連続で1位だったテイラー・スウィフトの「Anti-Hero」は5位に後退。新たにトップ10入りした新曲は1曲のみで、ストームジーの「Firebabe」が先週の11位から上昇し9位につけた。
今週のトップ10はクリスマス・ソングが半分を占め、マライア、ワム!ほか、エド・シーランとエルトン・ジョンが昨年リリースした「Merry Christmas」が4位、ブレンダ・リーの「Rockin' Around The Christmas Tree」(1958年)が6位、マイケル・ブーブレの「It’s Beginning To Look A Lot Like Christmas」(2011年)が10位に入った。
アルバム・チャートは、英国のシンガー、オリー・マーズの7枚目のスタジオ・アルバム『Marry Me』が初登場で1位を獲得。彼にとって5作目の全英No.1アルバムとなった。2位には、テイラー・スウィフトの『Midnights』が先週の3位から再浮上し、3位にはアメリカのプロデューサー、メトロ・ブーミンのセカンド『HEROES & VILLAINS』が初登場した。
アルバム・チャートもクリスマス色が濃くなり、クリフ・リチャードの『Christmas With Cliff』(2022年)が4位、マイケル・ブーブレの『Christmas』(2011年)が5位、アンドレ・リュウ&ヨハン・シュトラウス・オーケストラの『Silver Bells』(2022年)が6位、アンドレア・ボチェッリが息子マッテオ、娘ヴァージニアと制作した『A Family Christmas』(2022年)が7位に入った。
Ako Suzuki
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