【俺の楽器・私の愛機】1160「ジョージのテネシアンとドンズバ!」

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【GRETSCH 6119・TENNESSEAN(1963年)】(京都府 情?事 万歳)


10代後半から20代初めまでバンド活動をしていましたが、就職が決まり大学を卒業するとバンドは自然消滅し、それ以来数十年間は音楽活動から遠ざかっていました。そんな頃にビデオで観た「ビートルズ・アンソロジー」のライヴ映像で、ジョージが弾いていた「グレッチ・テネシアン」が欲しくなりました。早速、ギター雑誌を買い込みショップの広告を探しましたが、ボディカラーが褪色していていたり、バインディングが劣化していたりで、状態の良い物や気に入った物は見つかりませんでした。しかし、そんなある日、いつものようにギター雑誌の広告を見ていて見つけたのが「コイツ」でした。即、ショップに電話して日程を決めて見に行く事にしました。

ショップで実物を見た時に「これだ!ドンズバだ!」と一目惚れしましたね。「ボディカラーの褪色は少なく」「ラージヘッド」「ヘッドにネームプレートなし」「ヘッド上部にシリアルナンバー」「丸ペグ」「fホールの周りに白の縁取り」「バインディングの劣化なし」「OKカードとハイロートロンの説明書付き」「オリジナルケース付き」etc...細かな箇所をチェックしたつもりで購入を決めましたが、一目見た時からゾッコン状態でしたので、粗は見えませんでした(笑)

サウンドはハイロートロンのカラッとした音で、カントリージェントルマンの太い音とは一味違いますが、テネシアンでしか出せない独特の音が気に入っています。購入してから25年程経過していますが、フレットの打ち替え程度のリペアだけで、ボディカラーも褪色少なく、一部バインディングの浮きがありますが(自分でリペア済み)とても良い状態を保っています。その後もジョージが使っていたギターと同じ物を数本購入しましたが、妻からは「バンド活動もしてないのにギターばかり買ってどうするの?」と嫌味を言われていますが、CDとの共演や(笑)眺めているだけでも幸せな気分になれるので、テネシアンだけはギタースタンドに立て掛けてあり、いつでも手に取れるようにしてあります。





   ◆   ◆   ◆

家族からの「バンド活動もしてないのにギターばかり買ってどうするの?」発言はあるあるです。だからといって実際にバンド活動でもした日にゃ「ふざけるな」とさらに傷が深くなるので、今の状態をぬるぬるーとキープするのが吉でしょう。なにより惚れたギターと一緒に暮らせる幸せが至高ですよね。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7

「楽器人の投稿がmusic UP'sに掲載されます」

全国約1,000カ所の音楽関連スポットで、毎月20日に配布中されるフリーマガジン「music UP's」にて、楽器人の特集を掲載、【俺の楽器・私の愛機】で紹介された投稿の中からあなたの愛機をご紹介させていただきます。

※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。

引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。

◆【俺の楽器・私の愛機】まとめページ
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