【俺の楽器・私の愛機】1163「日本では知られていない「あの人」の愛機を・・」
【デューセンバーグ Starplayer TV Black】（神奈川県 ロシアクォーターの私 57歳）
昨年遂に念願のデューセンバーグ Starplayer TV Blackを手に入れてしまいました。
何故念願だったのか？というと話しは長くなりますが、父方の祖母がロシア人だという事もあり若い時からロシア文化や音楽に大変興味があったのです。（ちなみに昨今のロシアの評判はここでは無視しておきます！）
ソ連崩壊直後に初めてロシアに旅に行った際、旅先で色々な音楽とミュージシャンに出会いました。その際に知ったのがソ連時代に結成し今現在でもロシアで絶大な人気を誇るバンド「Любэ（リュベー）」でした。2017年に数度目のモスクワ探訪をした時、初めて彼らのコンサートを観て感動！その時ヴォーカル＆ギター担当しているニコライ・ラストログイエフ氏が使っていたのが「デューセンバーグ Starplayer TV Black」。メチャクチャカッコいいギターが目に焼きついてしまい、帰国後はデューセンバーグを買うか否かで悩み続ける日々・・・。
悩む理由は今まで使って来たギターはソリッド系がメインなのでセミアコを買うべきか否か？コレクションのためにギターを買う趣味はないので実際に使いこなせるのか、が心配だったわけです。
そして遂に勢いで購入！
ネットでは賛否両論があるデューセンバーグですが、実際に手にしてみたら質実剛健、いかにも「ドイツ産」の味。プラスチック部品はピックガード（とナット）だけあとは全て金属部品の塊。しかし重さはそこそこ軽い。セレクターノブもボルトで固定されていて激しくピックアップを切り替えてもノブがすっ飛んでいく心配なし（笑）。ビグスビータイプのユニットは恐ろしく滑らかな動きでクリケット奏法も可能。
ピックアップはP-90タイプのフロントとハムバッカーのリア。音的にはセミアコよりもかなりソリッドに近い味付け。そして想像以上に細身のネックにPLEK処理されたフィンガーボードのおかげでスムーズが演奏が可能！そしてなんといっても秀逸なデザイン！とにかく全てが期待以上で嬉しい逸品です。
このギターを持って「ラムシュタイン」を演奏するのも悪くないかも。情勢が落ち着いたら、ロシアにこのギターを持って行きニコライ氏にサインを貰いたいと考えています。新たな夢が出来ました！
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ダイアモンド・デラックストレモロ、この構造でクリケットできるって凄い。ベアリングも使われていますし、精度が高いんでしょうね。なんだろ、さすがドイツ製って感じ？デューセンバーグってレトロとかビザールといった形容が多いですけど、作りや操作性は全然レトロでもビザールでもないですよね。それにしても、庶民の我々にはこんなささやかながらもワクワクするような希望・願いがあるのですから、いやほんと、平和を望むばかりの日々です。（JMN統括編集長 烏丸）
★皆さんの楽器を紹介させてください
（1）投稿タイトル
（例）必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
（例）絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
（2）楽器名（ブランド・モデル名）
（例）トラヴィス・ビーン TB-1000
（例）自作タンバリン 手作り3号
（3）お名前 所在 年齢
（例）練習嫌いさん 静岡県 21歳
（例）山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
（4）説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード／こだわり／自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
（5）写真
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※毎月の掲載数は2～4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。
引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。
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