オジー・オズボーン、ディオ時代のブラック・サバスのアルバムを聴かない理由

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Photo: Ross Halfin

オジー・オズボーンは、70年代末に彼の後任としてブラック・サバスに加入したロニー・ジェイムス・ディオのことを「上手くやった」と評価しているものの、ディオの在籍時に制作されたアルバムは聴いていないという。

オジーは1979年、アルコールの問題が改善せず解雇され、トニー・アイオミ(G)らはレインボーを脱退したばかりのロニー・ジェイムス・ディオをヴォーカリストに迎えた。ブラック・サバスは彼と『Heaven And Hell』(1980年)、『Mob Rules』(1981年)、『Dehumanizer』(1992年)の3枚のスタジオ・アルバムを制作している。

オジーは最近、SiriusXMの番組『Ozzy Speaks』で、ディオは「上出来だった」が、前妻の様子をうかがうようで、アルバムは聴く気になれなかったと話した。「別れた妻のようなものだ……。ああいう形でバンドを去るのは、離婚みたいなものだ。“新しい男はどうだ? 俺よりいいか?”なんて会いに行かないだろ」

オジーは、アイオミらが彼とは全く違うタイプのヴォーカリストを選んだことも評価しているという。

ブラック・サバスは2011年11月にオジー・オズボーン(Vo)、トニー・アイオミ(G)、ギーザー・バトラー(B)、ビル・ワード(Dr)のオリジナル・ラインナップで再結成することを発表したが、数ヶ月後にはワードが離脱することとなり、結局、最後まで4人が揃うことはなかった。

Ako Suzuki
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