【インタビュー】おちび、17LIVEで育んだ夢への可能性「遅い早いは関係ないと思ってます」

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人気ライバーが集まり、観客の前で生パフォーマンスを披露したライブ配信アプリ17LIVE主催のイベント<MUSIC WAVE〜Reborn〜>。今回のイベントを通して、見事人気投票1位を獲得したのは歌ライバーのおちび。毎日深夜から朝方まで6〜7時間リクエスト曲を歌っている彼女は、元々歌は未経験。美容師をやりながらバーで歌っていたという異色の経歴をもつライバーだ。2年前に17LIVEをはじめて、現在30歳。いまやChibi.名義で「ちっぽけな君のうた」、「抱きしめて」などアーティストとしてオリジナル曲も配信リリースするようになった彼女が、夢の実現へむけ欠かせないという“人とのつながり”があちこちにある17LIVEの魅力を教えてくれた。

◆おちび 写真


■一番最初はどうやって歌えばいいのかさえ分からなかったですから。
■自分の場合は、やりだすまでに4カ月ぐらいリサーチしました。


──まずは1位、おめでとうございます。

おちび:ありがとうございます。以前、私は17LIVEの<大人な夜の音楽会>というイベントに出演させて頂いて、それが私の初ステージだったんですね。そのときは声も手足も震えるわ、歌詞もパーンと飛んじゃうわで、反省しかないステージだったんです。今回はそれを踏まえて、配信時間を減らしてまで、そのときの倍以上、歌を練習する時間にあてたんですね。当日は4曲歌えることになってたので、オリジナル2曲と好きな曲2曲を選んだんですけど。なにも考えなくても口から歌詞が出るようにしようって思って、四六時中エンドレスでJUJUさんの「東京」、安室(奈美恵)ちゃんの「Finally」をかけてたら、聴きすぎて前奏が始まっただけでノイローゼになりそうでした(笑)。でも、そこまで練習したかいがあって、当日はステージに立ってパッとお客さんを見た瞬間、初めてのときとは違って「私の歌を聴いて」みたいな感覚になれたんです。

──緊張せずに歌えた訳ですね?

おちび:はい。だから歌っててめちゃくちゃ楽しかったです。お客さんの顔も今回は一人ひとり余裕で見れました。

──おちびさんのステージが始まったとたんに、フロアではファンの方々がオレンジのペンライトを持って応援されてたのですが。

おちび:それも分かりました。いいですね。リアルの舞台は。ライブ配信もいいんですけど、生演奏を17BANDさんにしていただきながら歌うこと。目の前にいるお客さんの目を見ながら歌うこと。すごく楽しくて素敵だなと思えました。

──さらにその結果、投票で1位を取れたことについてはどう感じてますか?

おちび:いや、嬉しかったです。私は11月でライブ配信を始めて2年になるんですけど。配信時間が私は人よりも長いんですね。

──どのぐらいやってるんですか?

おちび:1日6〜7時間、新人の頃からずっとそれを続けてるんです。だから、下積みは長いんですよ。元々音楽をやってきた人間ではなかったので。

──なにをやられてたんですか?

おちび:ずっと美容師をやって、バーでも働いてたんです。お母さんが美容師なんですよ。なので、小さい頃から「私は美容師になるんだ」と思ってて、幼稚園の頃の将来の夢は「美容師になる」だったんで、大人になったらお母さんの仕事を継ぐものだと思ってたんです。

──小さい頃から可愛いヘアスタイルにしてもらってたり?

おちび:そうです、そうです! 妹が1人いるんですけど、姉妹で同じ髪型にしてもらったり、パーマをかけてもらったりしてましたね(微笑)。

──歌うのは子供の頃から好きだったんですか?

おちび:大好きでした。学校の合唱コンではソロを任されて歌ったりしてました。歌、音楽が大好きで。学生の頃は吹奏楽をやっててアルトサックスを吹いてたんです。そうやって音楽にはずっと携わってきてたんですが、将来の進路を考えるたときは、迷わず子供の頃からの夢だった美容師の専門学校に行って。そこからは美容師一色だったんですよ。

──美容師のお仕事は楽しかったんですか?

おちび:はい。めちゃめちゃ楽しかったです。まず、美容師の専門学校に通うために夜の仕事。ガールズバーで仕事をして。そこにはカラオケ10曲がセットでいくら、みたいなメニューがあったので、私はそれをとって毎日歌ってたんですね。仕事で。それで美容師の免許をとって。そのあと美容室に就職して働いたんですけど、いろいろ研修とかで天引きされて手取りが6万ぐらいしかなかったんですよ。当時8万の家賃のところに住んでたから、貯金を崩しながら1年続けたんですけど、これじゃあダメだ、生活できないと思って。それで、美容学校の先輩に「生活できないです」って相談したら、「ヘアセット好きなんだから夜の仕事の女の子のヘアセットをやったらいいじゃん。そっちのほうがお金になるし、拘束時間も少ないから」とわれて。私はヘアアレンジが好きだったので、ヘアセットサロンを探して。そこと掛け持ちで夜は歌舞伎町のバー。バーを探すときも、絶対カラオケがあるところにしようと思ってカラオケバーを探して。そのサロンとバーで働き出したのが21歳ぐらいのときなんですけど。そこから9年働きました。

──掛け持ちで?

おちび:はい。だから、根性はめちゃめちゃあると思います(微笑)。

──ところが、そこにコロナが襲ってきて。

おちび:コロナ禍になって。バー自体がつぶれた訳ではないんですけど、オーナーから「コロナになったら困るからお前はしばらく休んで」といわれて。そのときに出会ったのが17LIVEです。コロナ禍でライブ配信の存在を知ったとき、誰かに自分の歌を聴いてもらえる場所がこんなところにあるというのが魅力だったんです。働いてたバーはカラオケバーだったので、それまではカラオケバーで歌ってたんですよ。夜から朝方にかけて。たから、私の配信は深夜から朝という時間帯なんです。


──それまでライブ配信の存在は?

おちび:まったく知らなかったです。17LIVEのアプリを立ち上げたら、即配信をやりだす人も多いんですけど。私はやるんだったらちゃんとやりたいと思って、最初4ヶ月間ぐらい、リスナーから始めたんですよ。その間に歌配信の人とかをずっと見て回って、ギフトを贈りながらいろんなことを聞いたり。他のリスナーさんを見ながら、リスナーさんはこういうことをやるとこんな気持ちになるんだとか。そういうことを4ヶ月かけて学んで。

──堅実ですね。やり方が。単に歌えばいい、とはならなかったんですか?

おちび:だって、一番最初はどうやって歌えばいいのかさえ分からなかったですから。いまの私だったら、新人のライバーさんがウチの枠にきて「どうしたらいいのか分からないんです」って質問してきたら「とにかく配信して歌えばいいんだよ。あとはリスナーさんが全部教えてくれるから」っていうんですが。自分の場合は、やりだすまでに4ヶ月ぐらいリサーチをしました。情報を得るために、かなりのギフトも投げましたし。お金無かったけどめちゃくちゃ使いましたね。ついつい投げるのが楽しくなっちゃって。だから、いまでも投げちゃいます(笑)。そうやってリスナーにもすぐなれるところも17LIVEは楽しいですよ。

──なるほど! 4ヶ月の修行期間を経て、いよいよ配信を本格的にスタートさせて。やはり美容師出身ということで、ヘアとかはぬかりなくちゃんと整えてから配信を?

おちび:はい! すっぴんで配信をしたことはないです(きっぱり)。すっぴんを見たいといわれて、すっぴんからメイクをしていく配信をしたことはありまけど。それ以外は絶対にヘアメイク、身なりすべて整えてから配信はやります。

──それがおちびさんのルール?

おちび:はい。だから、私は配信前にお風呂に入りますから。そうして、メイクをして髪の毛巻いて。それが自分で決めたルールです。そうやって自分にスイッチを入れていく感じです。

──おちびという名前は自分で考えたんですか?

おちび:私、本名が“なつき”というんですけど。なつきとかなっちゃんというライバーさん、たくさんいるんですよ。そのなかに埋もれたくないので名前をどうしようと思ったときに、最初のリスナーのときのアカウントにおちびというのを使ってて。自分は身長がちっちゃいのでこれでいいやと。で、そこに絵文字を付けようとなったとき、リスナーさんと「どうする?」って相談して。私は配信中めっちゃ笑うんですよ。笑い方もすっごいガハガハ笑うから、歌ってるときのキラコメにリスナーさんが“ガハッ”というのを入れだしたんですよね。それを拾って、あるリスナーさんが“おちびtanガハッ”というのをコメントで送ってくれて。私はオレンジ色が好きだから、そこにオレンジ色とひよこマークを入れて。だから、これはリスナーさんがつけてくれた名前です。

──そうだったのですね。

おちび:そうしたら、ウチのガーディアンも名前に“ガハッ”を付けるようになって。ウチの枠の人たちはいま“ガハッ軍団”って呼ばれてるんですよ。他のライバーさんから「ガハッ軍団、強すぎっしょ」とかいわれてます(笑)。

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